c_CTRL-A
は、cmdline 中で <C-a>
を叩くという意味です。
これを利用することで、入力したパターンにマッチしたバッファを削除することができます。
通常、バッファを削除するための :bdelete
等のコマンドは、bdelete 1 2 3 ...
のように、バッファ番号を列挙するか、bdelete a.txt b.txt
のようにバッファ名を個別に列挙しなければなりません。
ただ、実際に使っている時によくあるのは、特定の拡張子をバッファリストから削除したい、とか、特定のディレクトリ以下のバッファを削除したい、とか、そういうパターンです。
こういうとき、c_CTRL-A
を活用できます。
拡張子毎(たとえば '*.log`)にまとめてバッファを削除したい場合には、
bd log/*.log
ここまで入力して、<C-a>
を押すと、ワイルドカードにマッチした内容に置き換えることができます。
bd log/2015-04-01_001.log log/2015-04-01_002.log ...
:bdelete
自体はワイルドカードによる展開はしませんが、こうすることで、簡単に複数バッファを削除できます。
(もちろん、バッファ番号を憶えているような人には不要ですねー)