Vimでステータスラインをカスタマイズするとなると、vim-airlineやlightline.vimを使うことが多いと思いますが、簡単なものならstatusline
オプションを変更するだけでどうにかなったりします。
自分の設定
自分はstatusline
をこのように設定しています。
set statusline=%F\ %m%=%{&ff}\ \|\ %{&fenc!=#''?&fenc:&enc}\ \|\ %{&ft!=#''?&ft:'no\ ft'}
%アルファベット
で特定の情報を表示することができます。詳しくは:help 'statusline'
を参照。
バックスラッシュは基本的にエスケープですね(半角スペースなど)。
表示する内容はlightline.vimと同じにしています。
フルパス
set statusline=%F
%F
でフルパスを表示しています。ファイル名だけを表示したい場合は%f
で。
ファイルフォーマット
~/.vimrc
set statusline %{&ff}
&{}
で囲まれた文字列は、Vim scriptとして処理されます。
&ff
は&fileformat
の略ですね。
ファイルエンコーディング
set statusline=%{&fenc!=#''?&fenc:&enc}
これは単項演算子。
&fenc
が空でない場合は&fenc
を、空だった場合は&enc
を表示します。
※&fenc
は&fileencoding
の略、&enc
は&encoding
の略です。
ファイルタイプ
set statusline+=%{&ft!=#''?&ft:'no\ ft'}
これも単項演算子。
&ft
が空でない場合は&ft
、空だった場合はno ft
と表示します。
※&ft
は&filetype
の略です。
その他
&m
以降の文字列は、ステータスラインの右側に表示されるようになります。