久しぶり(2年ぶり?)にVimの設定を見直そうとして調べたところ、Vim 8.0からパッケージ機能に対応して、このパッケージ機能を使用してプラグインを簡単に管理できそうです。
.vimrc
にプラグインマネージャーの設定を書かなくても、ダウンロードしたプラグインを.vim/pack
に配置するだけで、起動時にプラグインが読み込まれるようです。
パッケージ機能の詳細は以下の記事に詳しく記載されているので、そちらをご参照ください。
Vim 8.0 Advent Calendar 6 日目 パッケージ
パッケージとプラグインの配置
~/.vim|--pack||--pack1|||--start||||--plugin1||||--plugin2|||--opt||||--plugin3||||--plugin4||--pack2
パッケージ機能でpack1
とpack2
と分ける理由がよくわからなかったので、pack1
を1つだけ用意して管理したほうが楽かも。
pack1
の扱いをどうするか考えた結果、プロファイルとして扱った方が正解かな?(profile
と読替えても違和感はないので...)
プロファイル管理用の.vim/profiles
を用意して、リンクを.vim/pack/profile
に貼る。
有効にするプロファイルは1つだけにして、.vim/pack/profile
のリンクを切り替える方がスマートに管理できそう。
プロファイル毎にプラグインをインストールするとアップデートが大変になるので、プラグイン管理用の.vim/plugins
を用意して、各プロファイルにプラグインのリンクを貼るほうが良さそう。
最終的なフォルダ構成は以下のようになりました。
フォルダ構成
~/|--.vim||--pack|||--profile -> ../profiles/p0||--plugins|||--plugin1|||--plugin2||--profiles|||--p0||||--start|||||--plugin1 -> ../../../plugins/plugin1||||--opt|||||--plugin2 -> ../../../plugins/plugin2||--vimrc.d|--.vimrc
ここまでくるとプラグインの管理が複雑になって、プロファイルやプラグインのリンクを貼るのが大変...
プラグイン管理用のコマンドを作成するしかないかな...
プラグイン毎の設定は.vim/.vimrc.d
に配置して、.vimrc
から読み込むべきかな?
source ~/.vim/vimrc.d/plugin1.vimsource ~/.vim/vimrc.d/plugin2.vim
プラグイン管理
プラグインの管理が複雑になったので、プラグイン管理用のコマンドを作成しました。
コマンドはGitHubで公開しています。
grayfox
コマンドの使用例です。
プラグインのインストール。インストール先は~/.vim/plugins/
です。
grayfox install 'altercation/vim-colors-solarized'
プラグインのアンインストール。
grayfox uninstall 'altercation/vim-colors-solarized'
プロファイルの作成。プロファイルの作成先は~/.vim/profiles/<profile>
です。
grayfox create MyProfile1
作成したプロファイルを使用する。
grayfox use MyProfile1
プロファイルの削除。
grayfox remove MyProfile1
プラグインの有効。
grayfox enable'altercation/vim-colors-solarized'
プラグインの無効。
grayfox disable 'altercation/vim-colors-solarized'
まとめ
これでVimのプラグインの管理がしやすくなったかな...