Vim patchダイジェスト [2017/06] (仮)
(8.0.0607~ 8.0.0642)
- runtimeファイル更新: 各種ファイルタイプ別indentプラグインで
&sw
の代わりにshiftwidth()
を使用するようにしました。 - 8.0.0641: quickfix windowの現在行のhighlightグループ
QuickFixLine
を追加しました。 - 8.0.0634:
getqflist()
とsetqflist()
の引数nr
に$
(最後のquickfix list)を指定出来るようにしました。 - 8.0.0630:
:global
を再帰的に使用できるようにしました。例えば、:g/found/v/notfound/{cmd}
で「found
を含みかつnotfound
を含まない行に{cmd}
を実行」出来るようになりました。 - 8.0.0621:
:stag
のバッファを切り替えるときの動作を'switchbuf'
の値によって変えるようにしました。 - runtimeファイル更新: ドキュメント内のVimの表記をプロダクト名は
Vim
、コマンド名はvim
とgvim
に統一しました。 - 8.0.0619: GUI時にタイマーコールバック関数内で
feedkeys()
を使用すると、イベント待ち状態のままになる件を修正しました。 - 8.0.0618: NFA正規表現エンジンが、
[0-z]
を正しく扱えない件を修正しました。 - 8.0.0613:
:setfiletype
にFALLBACK
引数を追加しました。(confファイルタイプの検出が、パッケージ機能のftdetectスクリプトの前に行われてしまう件を修正しました) - 8.0.0612: パッケージディレクトリの
runtimepath
への追加タイミングが遅い(非パ ッケージプラグインのロード後になっている)件を修正しました。 - 8.0.0609: ノーマルモードで
CTRL-C
押下時にコマンドラインに表示されるVimの終了方法をより分かり易い文言に修正しました。
凡例
表記 | 意味 |
---|---|
新機能 | |
'hoge' | オプション (:h options 参照) |
:hoge | Exコマンド (:h :index 参照) |
hoge() | 組み込み関数 (:h functions 参照) |
v:hoge | Vim定義済変数 (:h v: 参照) |
方針
こちらを参照。
ひとこと
暑くなって来ましたね。