はじめに
設定ファイルは中身が肥大化してくると,
機能ごとなど, 複数ファイルに分割して管理した方が整理でき, 全体を見通せる.
また, 設定を追記するときも, 追記する場所が自ずと決まり,
中身が段々ぐちゃぐちゃになっていくということも未然に防げる.
Emacs, Vim, bashやzshで設定ファイルを分割する例文は以下のとおり.
Emacs
$ ls ~/.emacs.d/conf
font-init.elorg-init.elanything-init.el
上記のように分割ファイルを配置するならば,
下記のようにinit.el
に読み込めば良い.
~/.emacs.d/init.el
(setqload-path(append'("~/.emacs.d/conf")load-path))(load"font-init");; フォントの設定(load"org-init");; org-modeの設定(load"anything-init");; anything.elの設定
Vim
~/.vimrc
let $VIM_CONF = $HOME . '/.vim/conf'
source $VIM_CONF/bundle-init.vim" NeoBundleの設定
source $VIM_CONF/unite-init.vim" Uniteの設定
sh
~/.bashrc
bash_conf=~/.bash/conf
. $bash_conf/alias-init.bash # aliasの設定
. $bash_conf/function-init.bash # 関数の設定
. $bash_conf/prompt-init.bash # プロンプトの設定
参考
下記のようにワイルドカードなどを使えば, 1行で複数ファイルを読み込める.
しかし個人的には, 読み込む順番を指定したいので, 1コずつ書いている.
~/.bashrc
. $bash_conf/*
ただし, 下記のように読み込むファイルの先頭に数字を付ければ,
ワイルドカードで読み込んでも, 読み込む順番を指定できる.
$ ls ~/.bash/conf
01_alias-init.bash02_function-init.bash03_prompt-init.bash