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LAMP環境構築の際に使用したコマンド(備忘録)

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はじめに

Linux初心者がさくらVPS(CentOS6.5)に最新バージョンのLAMP環境を構築する(備忘録)として、LAMP環境を構築するにあたって使用したシェルコマンドとvimのコマンドです。
オプション指定など様々なものがありますが、使ったものだけ+α程度の記録に留めておこうと思います。
また、ついでに略称の由来や読み方、DOSコマンドでの何にあたるかも付け加えています。

なお、コマンド入力などで何か間違えたかなといった場合にはCtrlキーを押しながらcキーを押して強制終了してください。(Ctrl + c)

シェルコマンド

ls

ls

ファイルやディレクトリーの情報を表示します。
lsは「L i S t」の略で、「える えす」と読みます。
DOSコマンドでのdirと同じです。

ls -l

で詳しい情報が見れます。

cd

cd [ディレクトリー]

カレントディレクトリーを移動します。
カレントディレクトリーは、プロンプトで次のように表示されている際の、~の部分です。

[sakura@www9999up ~]$

cdは「Change Directory」の略で、「しー でぃー」と読みます。
DOSコマンドでのcdと同じです。

ディレクトリーを指定しなかった場合、ユーザーのホームディレクトリに移動し、先頭に/を付けた場合、ルートを意味して、付けなければカレントからの相対指定となり、..とすればひとつ前のディレクトリーを示します。

[sakura@www9999up ~]$ cd /
[sakura@www9999up /]$ cd
[sakura@www9999up ~]$ cd ..
[sakura@www9999up home]$ cd /usr/local
[sakura@www9999up local]$ 

よく説明では、フルパスで指定されていますが、コピペせずにコマンドを打ち込む場合、慣れない内はパスを間違えてしまうこともあるかもしれませんので、順々に指定して行く方法でもよいかと思います。

clear

clear

画面をクリアします。
ごちゃごちゃしてきたら、すっきりさせるのに便利かと思います。
clearはそのまま「Clear」で、「クリアー」と読めばよさそうです。
DOSコマンドでのclsと同じです。

find

ファイルの検索を行います。

find -name "[ファイル名]"

本来、オプションの指定など色々あったり、その後に続いて動作の指定などが行えるようですが、ここでは目的のファイルを探すのに使用するものとしています。
findはそのまま「Find」で、「ファインド」と読めばよさそうです。
上記の使い方の場合であれば、DOSコマンドでのdir [ファイル名] /s /bと同じになるかと思います。(DOSコマンドでのfindは後述するgrepにあたります)

[sakura@www9999up local]$ find -name "httpd.conf"
./apache2/conf/original/httpd.conf
./apache2/conf/httpd.conf
./src/httpd-2.4.10/docs/conf/httpd.conf
[sakura@www9999up local]$

find -name "*.conf"のようにワイルドカードも指定できます。

cat

cat [ファイル名]

ファイルの内容を表示します。
catは複数ファイルをつなげて出力するという意味で「con*CAT*enate」の略になるそうです。読み方は「きゃっと」「かっと」とあるようですが、「きゃっと」と読むのがよさそうです。
-nオプションをつけると行番号もつくので、番号が必要な場合は次のようにするのがよいです。

cat -n [ファイル名]

grep

検索パターンにマッチする文字列を表示します。
基本的な書式は次のようになります。

grep [オプション] [文字列パターン] [ファイル名]

ですが、主に他のコマンドの後に |を入力して、そのコマンドの結果をgrepに渡して、検索するのが便利だと思います。
grepは「Global Regular Expression Print」の略で、「ぐれっぷ」と読みます。
DOSコマンドでは同等のものにfindがあるようです。
多数のオプションがありますが-nは行数を表示してくれるので、必要に応じて指定すると便利かと思います。

ls [ディレクトリー] | grep [文字列パターン]
find --name "[ファイル名]" | grep [文字列パターン]
cat [ファイル名] | grep [文字列パターン] -n
grep -n [文字列パターン] [ファイル名]

useradd

useradd [ユーザー名]

ユーザーを追加します。
useraddはそのまま「User Add」のことで、「ユーザー アッド」と読めばよさそうです。
DOSコマンドではnet userです。

passwd

passwd [ユーザー名]

パスワードを変更します。パスワードの情報は/etc/passwdに保存されるそうなので、ファイルの中身を見ることで、登録されているユーザーを知ることもできるようです。
passwdは「password」の「word」部分を「wd」に省略しているだけのようなので、そのまま「パスワード」と読めばよいかと思いますが、コマンドを打つ時についpasswordとしてしまうかもしれません。他の読み方としては「ぱすうっど」「ぱす だぶりゅー でぃー」といった読み方があるようです。
DOSコマンドではnet userです。

usermod

ユーザーの設定を変更します。
今回利用しているのは次のオプションです。

usermod -G [グループ名] [ユーザー名]

作業用のユーザーをwheelグループに追加するときに使用しました。
-Gについてはusermod --helpで確認してみたところ、「新たな補助グループのリストを与える」とあります。-gの場合「主グループを GROUP に変更する」とあります。(※いまいち理解できていないので、調べてから追記します)
usermodは「UserModification」の略になるかと思いますので、読みかたも「ゆーざー もっど」でよさそうです。

su

他のユーザーに切り替えるコマンドですが、今回は

su

とだけして、一般ユーザーからrootに切り替える場合に利用しています。
suは、root の代わりにユーザ名を指定できなかった時のUnixでは「Super User」の略だったそうです。現在はユーザーの切り替えを行うので、「Switch User」「Substitute User id」の略とされているそうです。「えす ゆー」と読むのがよさそうです。

sudo

一般ユーザーで一時的にroot権限でコマンドを実行したい際に、コマンドの先頭に付けて利用します。

sudo [コマンド]

sudoは「super user-do」の略で、「すー どぅー」と読みます。

mkdir

mkdir [ディレクトリー名]

ディレクトリーを作成します。
mkdirは「Ma ke Directory」の略になるかと思います。読み方は「えむ けー でぃあー」でよさそうです。
DOSコマンドでのmkdirまたはmdと同じです。

chmod

chmod [モード] [ファイル]

ファイルやディレクトリーのパーミッションを変更します。
chmodは「Change Mode」の略で、「ちぇんじ もーど」と読むのがよさそうです。

rm

ファイルやディレクトリーを削除します。
rmは「Re move」の略で、「あーる えむ」と読むのがよさそうです。

なお、単体のファイルを削除する場合

rm [ファイル名]

で削除すればよいかと思います。
DOSコマンドでのdelと同じです。

ディレクトリーを指定してそのディレクトリー内のサブディレクトリーとファイル」を削除する場合は次のようにします。

rm -rf [ディレクトリー名]

-rオプションがディレクトリー内のすべてのディレクトリーとファイルを削除するオプションの指定ですが、-fもつけておくとエラー等が返らないため、まとめて消す場合によいかと思います。
DOSコマンドのrmdir /S /Qと同じになるかと思います。

vi, vim のコマンド

コマンドを覚えるとそれだけ、操作するのに便利になりますが、今回LAMP環境を構築する場合、ほとんどが目的の位置を探して、追記する程度でしたので、最低限程度の説明です。

G

指定の行に移動する場合に使います。はじめに行番号を入力して最後にGを入力します。最初にGを入力した場合最後に移動します。

/

/文字列

文字列と一致する位置に移動します。続いて、次の文字列に移動する場合nキーを押します。
/ではなく?にすると逆順で検索し、Nで前の文字列に移動します。

:

:qで終了、:q!で強制終了、:wで保存、:wqで保存して終了です。

dd

1削除します。
実際にはカットしていますので、その後pで貼り付けが行えます。
コピーをする場合はyyとなります。

その他

rpm

rpmパッケージのインストール、アンインストール時に使用するコマンドですが、今回はパッケージがインストールされているかを確認する際に使用しています。

rpm -qa [パッケージ名]

-qaでインストールされているパッケージをすべて表示するようですので、

rpm -qa | grep [文字列パターン]

でもよさそうです。

yum

通常のインストール時

yum -y [パッケージ名]

-yは確認の際すべてyesと答えるオプションです。

インストール前に、インストールされるバージョンなどを確認する場合

yum info [パッケージ名]

リポジトリの一覧表示

yum repolist

パッケージの一覧表示

yum list

wget

ファイル名を指定する場合

wget -O [ファイル名] [URL]

tar

ファイルの解凍

tar -zxvf [ファイル名]

CentOSのバージョン確認

cat /etc/redhat-release

参考サイト

Linuxコマンド一覧
新版 UNIX 由来/読み方辞書
viエディタの使い方
Linuxコマンド集 INDEX(アルファベット順)


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