はじめに
Vim初心者の自分もやっぱりVimをカスタマイズしたいと考えた。
想定する対象者は
- とりあえずvimとかよくまだわかんないけど、最近の主流っぽいvimmerの環境を整えたい方
- [web開発に関わる、vimを複数仮想マシンで使いたい方]
(不備があればコメント下さい。)
前提
- vim7.3以上を導入済み
- Linux系(CentOS 6.5系, bash)
- Gitは使っている
ここに書いてること
- vimrcをカスタマイズ
- NeoBundleでプラグイン管理
- dotfilesをGitで管理
vimrcを書いていく
特に難しいことはない。
ユーザーディレクトリに.vimrc
を設置して書いていくだけ。
例えば、「TabはキモチワルイからTabキーで半角スペース4ずつに展開したい」なら
"Tabをスペース4つに展開&Tabの設定settabstop=4setautoindentsetexpandtabsetshiftwidth=4
みたいに書いておけばそうなってくれる。
ちなみに即時適用したいときは:source .vimrc
で適用される。
他にもいろいろ設定できるので自分のほしい設定を探してみると育てている感が楽しい。
NeoBundleのプラグイン管理
世界のvimmerはvimmerであるからしてたくさんのVim用プラグインがある。
それらを統括的に管理してくれるプラグインがあり、そのひとつがNeoBundleである。
管理と言っても、プラグインによっては個別にコンパイルが必要だったりするので、自分の入れたいプラグインは自分で調べるべき。
mkdir -p ~/.vim/bundlegit clone https://github.com/Shougo/neobundle.vim ~/.vim/bundle/neobundle.vim
本体を落としてきたら.vimrc
の方にもそれ用に記入
if has('vim_starting')setruntimepath+=~/.vim/bundle/neobundle.vimendifcall neobundle#rc(expand('~/.vim/bundle/'))
NeoBundle 'Shougo/neobundle.vim'
これでVim起動中に:NeoBundleInstall
で導入は完了。
たとえば、基本的なシンタックスのチェックプラグインを入れたいなら
NeoBundle 'scrooloose/syntastic'
のように記入して、:NeoBundleInstall
で導入できる。
アップデートしたいなら:NeoBundleUpdate
で。
dotfilesをGit管理
あらゆる環境で使える、というvimの強みをいかして、自分のカスタマイズを統一して適用したいと考えはじめる。
(※あらゆる環境と言いつつ今回の設定ではwin環境では使えないと思われる…)
dotfilesという名前が示す通り、vim関連のファイルにかぎらず.bashrcや.zshrcなども管理下に含めることでその辺の環境も統一したいという動機が背景にある。
事前にGithubで新規repositoryをREADME.mdファイル無しで作成しておく。
ホームディレクトリにdotfileディレクトリを作り、各種ファイルを移動する。
ホームディレクトリにはsymlinkを貼っておく。
mkdir ~/dotfilesmv ~/.vimrc ~/dotfiles/.vimrcmv ~/.vim ~/dotfiles/vimfilesln -Fis ~/dotfiles/.vimrc ~/.vimrcln -Fis ~/dotfiles/vimfiles ~/.vimcd ~/dotfilesgit init
ここまでしたら、.gitignore
ファイルを作成して/vimfiles/bundle/*
を追加しておく。
あとはaddしてcommitしてpushしてください。
他環境で引っ張ってくるときは
1. 自分のdotfilesリポジトリをclone
2. neobundleをvimfiles/bundle
配下にclone
3. ホームディレクトリにsymlink作成
4. vimを開いて:NeoBundleInstall
5. enjoy
以下とても参考にさせていただきました。
いつでもどこでも同じ.vimrcを使う
NeoBundleによるVimプラグイン管理とおすすめプラグイン
世界のvimmerの先輩方