VimからQuickrunでMarkedを起動してmarkdownとtextileを快適プレビュー
Vimに慣れてくると、Vim以外のテキストエディタは使いたくなくなるものです。
Markdownを書くときにももちろんVim、プレビューにはMac App Storeから入手できるMarkedを使います。
テキストを更新するとリアルタイムでMarkedのプレビュー画面に反映されるため重宝しています。
また、タスク管理にRedmine等を使っていると、 textile記法を使わざるを得ないことがあります。
まさか、テキストボックスにそのまま書くわけにもいかないので、これもVimで書きます。
問題はプレビューですが、これにもMarkedを使うことができます。
Marked 入手、インストール
まずは、http://marked2app.com/からMarkedを入手します。1400円です。高くなってます。
ここでは、 Version 2.2 (825) を使っています。
vimのMarkdown設定
vim-quickrunからMarkedを起動するように設定します。ここではNeoBundleを使っています。
下記のようにしておくと、markdownを開いた状態で、Ctrl+@ を押すと Marked が起動してプレビューできます。
ついでにvim-markdownも入れます。
Markdownだけならここまでで大丈夫です。
NeoBundle 'thinca/vim-quickrun'
NeoBundle 'tpope/vim-markdown'
let g:quickrun_config = {}
let g:quickrun_config.markdown = {
\ 'outputter' : 'null',
\ 'command' : 'open',
\ 'cmdopt' : '-a',
\ 'args' : 'Marked',
\ 'exec' : '%c %o %a %s',
\ }
nnoremap <silent> <C-@> :QuickRun<CR>
vim を textile に対応させる
下記の行を追加します。拡張子textileのファイルを開いて Ctrl+@ を押すとMarkedが起動します。
NeoBundle NeoBundle 'timcharper/textile.vim'
let g:quickrun_config = {}
let g:quickrun_config.textile = {
\ 'outputter' : 'null',
\ 'command' : 'open',
\ 'cmdopt' : '-a',
\ 'args' : 'Marked',
\ 'exec' : '%c %o %a %s',
\ }
nnoremap <silent> <C-@> :QuickRun<CR>
Marked をtextileにも対応させる
textileパーサーには、RedClothを使います。
なぜか、ruby 2系だとうまくいかないので、rbenvで1.8.7-p375を入れます。
brew install rbenv ruby-build
rbenv install 1.8.7-p375
rbenv local 1.8.7-p375
gem install RedCloth
~/bin/marked.sh を作成 (chmodで実行権限を忘れずに)
#!/bin/sh# 拡張子textileのときはredclothにまかせる。# 何も返さないとMarkedのMarkdownパーサーが使われる模様if [ "$MARKED_EXT" = "textile" ]then # 1.8.7 じゃないとなぜかうまく変換できない ~/.rbenv/versions/1.8.7-p375/bin/redcloth $MARKED_PATHfi
作成したmarked.shをMarkedのCustom Processorに設定
Preferences > Behaivior > Custom Processor
"Enable Custom Processor" をチェック
"Path"に "~/bin/marked.sh"
以上