もしかしたらあなたの役に立つかもな5つの起動オプション
Vimには起動オプションにも様々なものがあります。
詳しくはhelpを見れば書いてありますが、
私がたまに使ったりするものをいくつか簡単にご紹介します。
1.行番号を指定して開く 「+{num}」
test.rb の45行目を指定して開く場合
vim +45 test.rb
+45はファイル名の後でもよいです
また、+
は -c
でもよいです。(以降全て)
2.ファイルを開いたときにコマンドを実行する 「-c」
NERDTreeFindを実行したい場合
vim test.rb -c NERDTreeFind
コマンドにスペースを含むときは "(ダブルクォート)で囲みます
また、これを利用して、ファイルを開いた時に検索もできます。
test.rb の 'test' という文字を検索したい場合は以下です。
vim test.rb -c /test
-c
で与えたコマンドは指定したファイルが読み込まれたあとに実行されますが、
vimrcを処理する前に実行したいときは --cmd
を用いることもできます。
viでも利用できるが、viは1つのコマンドしか実行できません。
※vim は 10個までできます
3.読み込み専用で開く「-R」
test.rb を ReadOnlyモードで開く
vim -R test.rb
4.複数のファイルをタブで分割して開く「-p」
test.rb と hoge.rb をそれぞれ異なるタブで開く
vim -p test.rb hoge.rb
ちなみに -o
オプションで与えられたファイルを水平分割、-O
オプションで垂直分割して開くことができます。
5.vimrcやプラグインを無効にして開く「-u」
人の環境で設定が分けわかんないことになってるときとかに、たまに使います。
vim -u NONE test.rb
おまけ: よく使わないけどたまに遊んでる機能
操作の保存と再現「-w, -s」
操作の保存(vimop.vim に保存する場合)
vim -w vimop.vim test.rb
操作の再現(vimop.txtに保存する場合)
vim -s vimop.vim moge.rb
同じ操作がmoge.rbで再現されます。
※ファイルを閉じるところまで
まとめ
知らなくても全然Vimは便利に使えますが、個人的にたまに「便利!」って思ってるものを5つ上げてみました。
Vimにはもちろんプラグインとかも色々入れたりしますが、テキストオブジェクトとか基本機能だけでも色々と便利に使えますよね!
Vimを色々使っていきましょう!