Mavericksをほとんど真っ新な状態からVimのインストールを行うことのメモ。
参考にしたところ
- OS X Mavericks にまっさらな状態から環境設定してみる
- Mavericksでの開発環境セットアップ
- MacのVimでHomebrewを使ってクリップボード連携を有効にする
- 【初心者向け】Vim入門 - vimrcの編集(場所)と基本コマンド
- Vimの設定ファイルを作る
Xcodeのインストール
App Storeを起動し、Xcodeをインストールする。
正直使うかはわからないが、まあ入れておいて損はないだろう。HDの容量を除いて。
Command Line Toolsのインストール
Xcodeを起動し、 Preferencesの DownloadsからCommand line toolをインストール...と思ったら、ダウンロード可能なコンポーネントに存在しない。
仕方ないので Preferencesの Open Developer Toolから More Developer Tools...を選択し、立ち上がったSafariに表示されるサイトにログインする(要Apple ID)。
ログインしたDeveloperサイトにCommand Line Toolsがあるため、OSとXcodeのバージョンに注意してツールをダウンロードする。
(Graphics ToolsがQuartz Composerだったかな...)
ダウンロードしたdmgファイルをマウントし、中身のpkgファイルを実行するとインストーラが表示される。あとは指示通りにインストールを進めていけばよい。
実はxcode-select --install
をターミナルで実行するだけでもいいっぽい?
Homebrewのインストール
公式サイト下部にインストール用のコマンドが表示されているため、ターミナルを起動してコピペする。ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.github.com/Homebrew/homebrew/go/install)"
公式サイトは日本語にもできる。英語が出てきてぱっと見わからんと思ってもこれならがんばれそうな気がする。
管理者パスワードを入力した後、 Installation successful!と言われるので、 Next stepsに従ってbrew doctor
を実行する。
Your system is ready to brew.と言われたので、問題無いようだ。
Vimのインストール
MacのVimでHomebrewを使ってクリップボード連携を有効にするの手順に従ってVimをインストールする。
- インストールコマンド
$ brew update
$ brew install vim
- インストール確認
$ brew list vim
/usr/local/Cellar/vim/7.4.273/bin/xxd
/usr/local/Cellar/vim/7.4.273/bin/vimtutor
/usr/local/Cellar/vim/7.4.273/bin/vimdiff
/usr/local/Cellar/vim/7.4.273/bin/vim
/usr/local/Cellar/vim/7.4.273/bin/view
/usr/local/Cellar/vim/7.4.273/bin/rvim
/usr/local/Cellar/vim/7.4.273/bin/rview
/usr/local/Cellar/vim/7.4.273/bin/ex
/usr/local/Cellar/vim/7.4.273/share/man/ (113 files)
/usr/local/Cellar/vim/7.4.273/share/vim/ (1502 files)
- クリップボード連携ができるかの確認
$ /usr/local/Cellar/vim/7.4.273/bin/vim --version | grep clipboard
+clipboard +iconv +path_extra -toolbar
+eval +mouse_dec +startuptime -xterm_clipboard
- 既存のVimを置き換える
$ sudo mv /usr/bin/vim /usr/bin/old_vim
#移動
$ sudo ln /usr/local/Cellar/vim/7.4.273/bin/vim /usr/bin/
#ハードリンクを作成する
- ちゃんと配置できたかを確認する
$ vim --version | grep clipboard
+clipboard +iconv +path_extra -toolbar
+eval +mouse_dec +startuptime -xterm_clipboard
#+clipboardになっているのでO.K.
- Vimの設定をする
【初心者向け】Vim入門 - vimrcの編集(場所)と基本コマンドを読むと、Vimの設定ファイルvimrcは/usr/share/vim
および/usr/bin/vim
の2箇所に存在し、ホームディレクトリに.vimrcが存在すると、それが優先されるらしい。
どういうこと...と思ったら、Vimの設定ファイルを作るに書いてあった。
旧/usr/bin/vim
である/usr/bin/old_vim
の中身をみてみると、-bash: cd: /usr/bin/old_vim: Not a directory
と返ってきた。ls -F /usr/bin/
を実行してみると、実行ファイルですよと言われた。つまり/usr/bin/vimディレクトリの下に実行ファイルと設定ファイルがある訳ではないらしい。Unix系OSを知らなすぎる。
結局ホームディレクトリにvimrcを作ればいいんだけど、何が優先されるかは知っておかないと惨事が起きそうで怖い。
$ vim .vimrc
を実行し、set clipboard+=unnamed
を入力して保存する。
ホームディレクトリをみてみると、.vimrcファイルが作られていることを確認できる。
$ ls -a
. .viminfo Movies
.. .vimrc Music
.CFUserTextEncoding Desktop Pictures
.DS_Store Documents Public
.Trash Downloads
.bash_history Library
もう一度Vimで.vimrcを開き、ほかのエディタなどにコピペできることを確認したら作業は終了。
設定ファイルを自分好みにしてVimに慣れていきたいところ。