本記事は、なんか布教したいエンジニア Advent Calendar 2019 の8日目の記事です。
軽めの自己紹介
コツコツしない系小6のgoriraです。Twitter→https://twitter.com/GoriraTatsu
コツコツやらない30日間自作osシリーズ→https://qiita.com/gorira_tatsu/items/0b5aec93aa74a8c89107
vimの好きなところ
1.キーボードだけで解決する
キーボードだけで編集ができるので、わざわざマウス持って、手首を振る必要は無くなります。余談ですが、最近マウスが壊れたんですけど、キーボードだけで編集できるので、配送される間もそこまで不便ではなかったです。
2.無駄な物が無い
画面がとってもスッキリしていて、文だけに集中できるので、作業効率が上がります。しかも無駄にpcのエネルギーを使わないので、軽いです。
3.プラグインが豊富
vimのプラグインはとても豊富です。例えば、
- vimの見た目をかっこよくできる
- 補完機能が使える
- vim上からgitにアクセスできる
- 目的のファイルのアクセスを簡単に
- インデントの深さを視覚
などができます。詳しく調べたい方はhttps://vimawesome.com/をどうぞ。
vimの嫌なところ
1.入力モードとコマンドモード
やっぱり他のエディタから乗り換えると、このモード分けは慣れないですよね。慣れが必要です。まあどんなこともそうだけどもやっぱり慣れない。(でもこの使い分けで高度な編集もできるよん。)
2.操作が複雑
操作を覚えるのがとても大変でした。正直な話、今でもこの操作はなんだっけと思ってしまいます。
インストール
今回は実行環境がmacなのでbrewでインストールします。コマンドは
$ brew install vim
なのですが、すでにmacには8.0(旧バージョン)が入っているので、vimを起動しても旧バージョンの方が起動します。このことを避けるために、パスを変更します。まず、
$ vim .bash_profile
ホームディレクトリにあるbash_profileを書き換えます。そうすると、こんな感じになってるはずです。(自分のpcの中身なのである程度関係ない)
すでに入っていますが、/usr/local/Cellar/vim/8.1.2350を先頭に書き込みます。(パスの場所や、バージョンによって変わるので、多少違います)
そして、echo $PATHを打ち込み、/usr/local/Cellar/vim/8.1.2350があるか確認してください。それがあれば最新バージョンを起動することができます!
操作方法
基本コマンド
コマンド名 | 内容 |
---|---|
vim [ファイル名] | 起動する(ファイルを指定して、起動する) |
上書きとか保存とか
コマンド名 | 内容 |
---|---|
:q | 終了する |
:w [ファイル名] | 上書きする(名前をつけて保存する) |
:q! | 保存せずに終了する |
移動
コマンド名 | 内容 |
---|---|
h | 左に移動する |
j | 下に移動する |
k | 上に移動する |
l | 右に移動する |
w | 前方に単語1つ分移動する |
b | 後方に単語1つ分移動する |
W | スペース区切りで前方に単語1つぶん移動する |
B | スペース区切りで後方に単語1つぶん移動する |
O | 行頭に移動する |
$ | 行末に移動する |
gg | 1行目に移動する |
G | 最後の行に移動する |
編集
コマンド名 | 内容 |
---|---|
i | インサートモードに切り替える |
Esc | ノーマルモードに切り替える |
d <カーソル移動コマンド> | デリート(切り取りをする) |
dd | 行をデリート |
y <カーソル移動コマンド> | ヤンク(コピーをする) |
dd | 行をヤンク |
p | ペースト(貼り付ける) |
u | アンドゥ(元に戻す) |
Ctrl + r | リドゥ(やり直す) |
最後に
ここまでおつかれさまでーす。最後に教材を紹介します
・vimgorf https://www.vimgolf.com/
・日本語ドキュメント https://vim-jp.org/vimdoc-ja/
ではまた会いまっしょい