Vimで設定値やプラグインを手軽に検証するために、一時的な環境を用意する方法についてご紹介します。
今回は Docker を使ったコンテナでの検証環境を準備する方法を紹介します。
前提
検証環境ですから、下記を満たせることが前提となります。
- 簡単に作れる
- 簡単に破棄できる
- 使うごとにリセットできる
- 設定ファイルなどをインポートできる
VMwareやHyper-V、あるいは VirtualBox などで仮想環境を作るのも良いですが、ちょっと重すぎる感じはありますね。
そう考えると、コンテナ技術を利用するのがベストと言えます。
ちなみに、Windows/Linux/Mac のいずれでも利用可能です。
用意するVim検証環境の構成
ローカルで用意する各種ファイルの構成はこちらになります。
/vim-sandbox (このフォルダ名は何でも大丈夫)
├ --- .vimrc コンテナ内にコピーする vim の設定ファイル(1)
└ --- vim/ コンテナのvim関連ファイルのディレクトリへコピーするファイル群(2)
コンテナ内で、vimに関連するファイルやフォルダは下記の構成をになります。
/root
├ --- .vimrc vim設定ファイル(1)
└ --- .vim/ vim関連ファイルのディレクトリ(2)
上のファイル/フォルダは、番号がそれぞれ対応しています。
コンテナ構築の手順
こちらをご覧ください。
おわりに
Vim入門者のための記事を書いて情報発信しています。
Vimがもっと世に広まって、Vimmerが1人でも増えるように少しでも貢献できれば幸いです。