年末年始にmojaveをアップデートしたときにアップデートが固まるトラブルがあり、クリーンインストールしました。
まっさらな状態からvimをビルドしたのですが、これは開発環境構築手順として便利だと思うのでまとめます。
新しい環境でvimがビルドできると人心地がつく pic.twitter.com/7pSkZbJF8z
— sasaki (@yysaki) 2018年12月30日
前提
- macOS mojave 10.14.2
- vimのソースコードは
ghq get vim/vim
で取得する
手順
以下Terminal.appのコマンドライン上で実行します。
gitのインストール
xcode-select --install
homebrewのインストール
/usr/bin/ruby -e"$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
ghqのインストール
brew install ghq
追記:
初稿ではgo get
による方法を記載してましたが、 @EqualL2 さんのより手数の少ない手順に書き換えました。ありがとう御座います。
vimのビルド
vimをmake, make installします。
なお、vimのHEADをコマンド一発でインストールできると個人的に便利なので、以下のようにaliasを定義しています。
function makeInstallLatestVim(){
ghq get vim/vim --update;pushd`ghq list vim/vim --full-path`;
git checkout master;
./configure \--with-features=huge \--enable-luainterp\--with-lua-prefix=/usr/local \--enable-perlinterp\--enable-pythoninterp\--enable-python3interp\--enable-rubyinterp\--enable-fail-if-missing;
make;sudo make install;popd}alias vup=makeInstallLatestVim
このaliasを使ってvimをインストールします。
LuaおよびPython3を有効にしたいため、homebrewで事前にインストールしておきます。
brew install lua
brew install python3
vup
以上です。
おまけ
自分個人のvimrcの設定手順です。
dotfilesを取得
cd ~/
git clone https://github.com/yysaki/dotfiles.git
cd dotfiles/
sh setup.sh link
git clone https://github.com/Shougo/dein.vim.git ~/.vim/dein/repos/github.com/Shougo/dein.vim
vimを起動して以下を実行:
:call dein#install()<CR>:q<CR>
iTerm2のインストール
最初の方で引用したtweetの画像は、 iTerm2のicebergテーマを使ってスクショしています。
こちらの設定手順は割愛します。