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VimからFlake8を使うプラグイン

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Pythonの文法チェックツールFlake8をVimから使うプラグインのインストールと設定方法です。
VimからFlake8を使うためのプラグインはいくつかありますが、自分が使っているSyntasticvim-flake8を紹介します。

VimプラグインのインストールにはNeoBundleを使用しています。NeoBundleのインストール方法はここでは書きませんが、高機能でとても便利です。

Syntastic

https://github.com/scrooloose/syntastic
Syntasitcは外部の構文チェッカーを使用して構文チェックを実行しVim上に結果を表示してくれるプラグインです。Pythonだけでなく色々な言語の構文チェッカーを使うための設定も用意されています。

インストール

.vimrcに下記の設定を追加し、:NeoBundleInstallを実行します。

.vimrc
NeoBundle "scrooloose/syntastic"

設定

.vimrc
let g:syntastic_python_checkers = ["flake8"]

動作

.pyファイルを保存するとFlake8が実行され結果が表示されるようになります。
また、Syntasticをインストールすると :SyntasticCheckコマンドが使えるようになっているので、コマンド実行でもFlake8の結果を表示することができます。
Flake8実行結果を一覧で見たい場合は :Errorsコマンドで表示することができます。
スクリーンショット 2014-03-03 1.22.12.png

カスタマイズ

Flake8のオプションを設定したい場合は g:syntastic_python_flake8_argsに実行時に追加したいオプションを追加します。

.vimrc
let g:syntastic_python_flake8_args="--max-line-length=120"

vim-flake8

https://github.com/nvie/vim-flake8
Flake8の実行結果を一覧で表示するだけのシンプルなプラグインです。実行結果が多い場合でも軽快に動作します。

インストール

.vimrcに下記の設定を追加し、:NeoBundleInstallを実行します。

.vimrc
NeoBundleLazy "nvie/vim-flake8", {
      \ "autoload": {
      \   "filetypes": ["python", "python3", "djangohtml"]
      \ }}

設定

設定は特に必要ありません。

動作

.pyファイルを開いている状態で<F7>キーを押すか :call Flake8()コマンドを実行することでFlake8が実行され結果が表示されます。
スクリーンショット 2014-03-03 1.22.22.png

カスタマイズ

  • Flake8の各オプションごとの設定があるので、適切なものを.vimrcに追加します。

    .vimrc
    let g:flake8_builtins="_,apply"
    let g:flake8_ignore="E4"
    let g:flake8_max_line_length=120
    let g:flake8_max_complexity=10
    let g:flake8_cmd="/opt/python/bin/flake8"
    
  • バッファー保存時にvim-flake8を実行するように設定する方法です。

    autocmd BufWritePost *.py call Flake8()
    

参考

:help syntastic


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