記念すべきQiita初投稿です。CentOS7上でVimによるGoのシンプルな開発環境を作る方法を書いていきます。私は普段Windows GUIアプリ関連の仕事をしているので、Linuxの専門ではありません。ですのでこの記事も、LinuxやGoに慣れていない方向けに書いていきます。
Vim8のインストール
まずVim8をインストールしていきます。今回使うVimのプラグイン管理ツールVundleを導入するにあたって、Vimのバージョンが古いためです。
curl -L https://copr.fedorainfracloud.org/coprs/unixcommunity/vim/repo/epel-7/unixcommunity-vim-epel-7.repo -o /etc/yum.repos.d/unixcommunity-vim-epel-7.repo
yum -y update vim*
Vimのプラグイン管理ツールを設定する
Vundleというプラグイン管理ツールを導入していきます。VimでGo言語のシンタックスハイライトを導入するのに便利だからです。すでに何かしらのツールを導入されている方は必要ありません。
$ mkdir ~/.vim/bundle
$ yum -yinstall git # 無ければ$ git clone https://github.com/VundleVim/Vundle.vim.git ~/.vim/bundle/Vundle.vim
$ vim ~/.vimrc
.vimrcを編集する
.vimrcに、Vundleを導入するための基本的な設定と、vim-goというGo言語のシンタックスハイライトプラグインの情報を書き込みます。ちなみに.vimrcは、Vimの設定ファイルです。
"Vundleの設定set nocompatible
filetype off
set rtp+=~/.vim/bundle/Vundle.vimcall vundle#begin()
Plugin 'VundleVim/Vundle.vim'"vim-goの情報を記入する
Plugin 'fatih/vim-go'"以下、お好きな設定をどうぞ
syntax on "シンタックスが効かなくなることがあるので念のため
編集したら、最後に:PluginInstallとすると、プラグインをインストールすることが出来ます。
GoのインストールとHello World
Go言語をインストールし、適当にフォルダーを作ります。以下は例です。
$ yum -yinstall golang
$ mkdir ~/go_practice
$ cd ~/go_practice
$ touch hello.go
$ vim hello.go
次に、Hello World するためのコードを書いていきます。
/* シンタックスハイライトされるはず */packagemainimport"fmt"funcmain(){fmt.Println("Hello World")}
保存したら、実行します
$ go run hello.go
Hello World
以上になります。