vimは端末エミュレータ :terminal
(vim色に染まれ2)
ディストリ変遷
Ubuntu16.04LST -> Ubuntu17.10 -> Arch Linux (now)
- lenovo-S21e
- vimにプラグインは入れたくない派
Arch いいね.日本語入力はまだ設定できてないけど.
前回は長々と書いたので,今回は:terminal
に焦点を当て小さい記事を.
ちょっと紹介しきれなかった機能が判明したのでそれもね.
前回の補足
前回
gf
でそのファイルに行けてctrl + w + gf
で新しいタブで開くって紹介したけど.
ctrl + w + f
で新しいwindowで開くのほうがよく使うよね.
tabよりbufferを使うほうが多いかな?
(´・ω・) < bashをvim風にはもうちょっといい方法があったのでまた今度に...
:terminal
vim8から(より正確には違うが):terminal
というコマンドが使えるようになった.
これはvimのwindowとして端末エミュレータを開くことができる機能だ.
vimとbashを使っていれば,set -o vi
していることだと思うが,やっぱり機能不足は否めない.
vimの一画面としてbashを表示させたい.隣にbashの画面がほしいと思った人は多いであろう.
それができるようになった.
さらに便利な機能もついて...
詳しくは次を見ればわかるが,使いそうな機能だけをピックアップしてわかりやすく(??)紹介する.
(´・ω・) < vimのドキュメントのweb版はもうちょっと見やすかったらいいのにね...
基本
端末エミュレータを新しい画面(デフォルトでは横分割)で開く.
:terminal
もしくは
:term
以下ではタイプを減らすために:term
で統一とする.
シェルを指定したい.
bashを指定.
:term bash
makeのログを取りたい.
ドキュメントではこの下に:term make myprogram
とか書いてある.
これをすると,新しいwindowでmakeの出力を出してくれる.
(´・ω・) < make
するんだったら,Quickfixでいいかな...
(´・ω・) < :make
と:copen
か:cw
のほうが使いやすい...
(´・ω・) < ちなみに
:cw`だとエラーがない場合windowを閉じてくれる.
操作方法
windowの一種なのでctrl + w
系のwindow操作コマンドが使える.
通常のbashのset -o vi
との一番大きな違いは,
標準出力やエラー出力に対してTerminal-Normalモード(通常のノーマルモードと同じ)に入り,コピペができることだ.
Terminal-Normalモードへの入り方
デフォルトでは,
ctrl + w + N
ちょっと変わってるね.
戻るにはa
とかi
を押せばいい.
標準出力の一部を直接コピーできる.
ただし,Terminalの出力に対して編集はできない.(read-onlyもといcopy-onlyか)