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ale.vimを通して、PSR-2での静的解析を行う

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概要

こちらの記事のale版です。
https://qiita.com/hidelafoglia/items/7f42b83788acab9a60ba

aleというvimの非同期lintプラグイン上で、
PHP_CodeSnifferというPHPのコード静的解析チェッカーを通す。
そのときのコーディング規約を「PSR-2」とします。

前提条件

下記インストール済み

  • vim
  • ale.vim
  • PHP_CodeSniffer

設定

説明

通常状態だと、aleから、phpcs(PHP_CodeSnifferを呼び出すコマンド)を呼び出してくれないことがあるので、.vimrcでパスを指定。
また、phpcsは複数のコーディング規約でチェックすることが出来るため、どの規約でチェックさせるのかを.vimrcで設定しなければならない。

phpcs確認

zsh
まず、phpcsがどこにあるか確認して下さい。
pearで入れているとこんな感じになります。

$ which phpcs
/Users/ユーザ名/pear/bin/phpcs

次に、現在インストール済みのphpcsが使えるコーディング規約を確認して下さい。

$ phpcs -i
The installed coding standards are MySource, PEAR, PSR1, PSR2, Squiz and Zend

PSR2がなければ、アップデートお願いします。

.vimrc設定

.vimrc
" 今回はglobal設定を想定します。
" phpで使うチェッカーの種類を指定
" デフォルト設定だと、phpcs以外のチェッカーも動いてしまいます。
let g:ale_linters                  = {
\    'php': ['phpcs'],
\}
" phpcsコマンドの設定
" どこからphpcsを実行するのか。
" which phpcsの結果を入れます。
let g:ale_php_phpcs_executable = '/Users/ユーザ名/pear/bin/phpcs'
" コーディング規約の指定
" phpcs -i で返ってきた値を使えます。
let g:ale_php_phpcs_standard = 'PSR2'
" グローバルで設定する
let g:ale_php_phpcs_use_global = 1

動作確認

PSR2

スクリーンショット 2018-01-10 16.04.00.png

PSR2.Classesから呼び出されている!

PEAR

.vimrc
let g:ale_php_phpcs_standard = 'PEAR'

に切り替えて、PEARになるのか動作確認

スクリーンショット 2018-01-10 16.06.40.png

PEAR.Classesから呼び出されている!

参考

ale/doc/ale-php.txt
https://github.com/w0rp/ale/blob/7086586b1776d2b5f3bf87a7f0c25595a5d7e1b0/doc/ale-php.txt


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