これまで vim のパッケージ管理は dein.vim を使っていたのですが、 vim 単体でもパッケージ管理できるらしいので試してみました。 macOS Sierra へ vim 8 をインストールし、 vim の plugin をインストールします。
vim 8 インストール
lua の plugin を使いたいので、vim インストール前に lua をインストールします。
$ wget http://www.lua.org/ftp/lua-5.3.4.tar.gz
$ tar zxvf ./lua-5.3.4.tar.gz
$ cd ./lua-5.3.4
$ make macosx
$ make install
$ ln -s /usr/local/include /usr/local/bin/include
vim 本体をインストール。
$ wget https://github.com/vim/vim/archive/v8.0.1290.tar.gz
$ tar zxvf ./v8.0.1290.tar.gz
$ cd ./vim-8.0.1290
$ ./configure --enable-luainterp=yes --with-lua-prefix=/usr/local/bin --enable-pythoninterp=dynamic
$ make
$ make install
plugin インストール
まず plugin を設置する為の、ディレクトリを作成します。
ディレクトリは ~/.vim/pack/任意の名前/{opt,start} で作成します。
今回は 任意の名前 = mypackage とします。
$ mkdir -p ~/.vim/pack/mypackage/opt
$ mkdir -p ~/.vim/pack/mypackage/start
plugin は start または opt ディレクトリ以下に設置すれば動くようです。
試しに neocmplete を設置してみます。
$ cd ~/.vim/pack/mypackage/start
$ wget https://github.com/Shougo/neocomplete.vim/archive/ver.2.1.tar.gz
$ tar zxvf ./ver.2.1.tar.gz
$ rm -f ./ver.2.1.tar.gz
.vimrc 設置
neocomplete を有効化する為 ~/.vimrc に下記設定を書きます。
~/.vimrc
" neocomplete有効化
let g:neocomplete#enable_at_startup = 1
上記の状態で vim を起動すれば neocomplete が使えます。
終わりに
ディレクトリ作成して、 plugin 設置するだけ。
お手軽にパッケージ管理できるので、ぜひ試してみて下さい。