概要
Vimを仕事で使い始めて約6ヶ月が経ちました。
最初はVimに悩まされ、悪戦苦闘がありましたが、ようやく手に馴染んできたような気がします。
同じようにVimを使い始めた初心者の方がどうしたら中級者のように使いこなせるようになるのか、自分の経験からその手順をシェアしたいと思います。
ポイント
Vimを使いこなすためには、大きく2つのことを習得することが重要です。
(1) カスタマイズ
(2) コマンド
カスタマイズは、色々な便利機能を追加していくことで、自分に合った設定にすることができます。
コマンドは、コーディングスピードを速めるために覚えるべきものです。
以上の2つのポイントを頭に入れながら、以下の手順で習得していきましょう。
手順
1. 最新のVimをインストール
まずVimを使い始めて悩まさせるのがコピペがなかなかうまくできないことです。
Macにデフォルトで入っているVimはクリップボード連携が使えません。
なので、最初に最新のVimをインストールしてクリップボード連携を出来るようにすると、後々で楽になります。
以下の記事を参考にしてください。
2. Vimのカーソル移動速度を変更
次にやることがカーソルの移動速度を速くすることです。
デフォルトの設定は少し遅めなので作業効率が悪くなります。
ちょっとした設定変更だけなので、すぐに出来ます。
3. Vimをカスタマイズ
そして、3番目にやるべきことがVimのカスタマイズです。
デフォルトのVimではあまりにも不便なことが多くてビックリします。(笑)
なので、使いやすいようにvimrcでカスタマイズします。
4. プラグイン管理ツールを導入
4番目はVimのプラグイン管理ツールを導入することです。
Vimにはプラグインという拡張機能が多数用意されています。
このプラグインをインストールすることでさらにオリジナルかつ使いやすい設定へとカスタマイズできます。
そのプラグインを管理するツールを導入します。
5. Vimのコマンドを習得
最後にやるべきことはコマンドの習得です。
どんなに設定を便利にしてもコマンドを使いこなせなかったら、Vimは力を発揮しません。
便利なコマンドを駆使することで、ようやく他のテキストエディタより速くコーディングをすることが可能になります。
ある程度カスタマイズできたら、後は1日1つのコマンドを覚える気持ちで習得していきましょう。
総括
以上がVimを使いこなすための簡単な手順になります。
実際のところ、この手順は私自身が通って来た道のりです。
まず最初はVimの不便さに驚き、色々と調べながらカスタマイズしました。
そして、カスタマイズが終わったら、コマンドを一つ一つ覚えていったのです。
カスタマイズとコマンドという2つを出来るようになることがVimを使いこなすための手順になります。
簡単ではありましたが、自分の経験を踏まえてVimを使いこなすための手順を紹介しました。