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Windows10でvimのCommonLisp環境を作る

準備

Steel Bank Common Lispのダウンロード

以下のサイトからSteel Bank Common Lispをダウンロードします。
SteelBankCommonLispのサイト

私はSBCLはvimでしか使わないので、vimのディレクトリ$VIMの下に保存しています。またSteel Bank Common Lispというファイル名は長いので
SBCLに改名しています。

以下のような感じです。
C:\Program Files\vim74-kaoriya-win64\SBCL\1.3.12\contrib
C:\Program Files\vim74-kaoriya-win64\SBCL\1.3.12\sbcl.core
C:\Program Files\vim74-kaoriya-win64\SBCL\1.3.12\sbcl.exe

またWindowsの「環境変数→システム環境変数」に下記を追加します。
変数:SBCL_HOME
値:C:\Program Files\vim74-kaoriya-win64\SBCL\1.3.12\

Pythonのインストール

Pythonをインストールされていない方は
下記をご参考にしてください。
Pythonをインストールする(for Windows)

システム環境変数のPathにPython.exeのディレクトリが含まれていることを確認してください。

vimrcに記載する内容

まずNeoBundleを使ってkovisoft/slimvをインストールしてください。

vimrc
NeoBundle 'https://github.com/kovisoft/slimv'

NeoBundleを使ったことがない方は下記をご参考にください。
Windows10でvimのNeoBundleを使用する

さらにvimrcに次のように記載ください。

vimrc
letg:slimv_swank_cmd ='!start "C:/Program Files/vim74-kaoriya-win64/SBCL/1.3.12/sbcl.exe" --load "C:/Program Files/vim74-kaoriya-win64/.vim/bundle/slimv/slime/start-swank.lisp"'

test.lispで試す

次の内容を記述したtest.lispを作成してください。
保存先はどこでもよいです。

test.lisp
(print"hello lisp")(+110)

このファイルをvimで開いている状態で、
ノーマルモードにて次のように入力してください。
,c

うまくいけば次のようにsbcl.exeが起動します。
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image

さらにvimの画面が次のように変わります。
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image

続けて
ノーマルモードにて次のように入力してください。
,b

上半分の画面に"hello lisp" と計算結果の11が出力されていれば成功です。

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image

参考

下記ページを参考にさせていただきました。

Slimv Tutorial
ブログ 情報観測研究所


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