背景
vimをあまり使っていなかったので、マクロの使い方がよく分からなかったのですが、基本的な使い方が分かったので備忘録として残します。
マクロとは
vimには打ち込んだコマンド(命令)の集合を保存して、何度も繰り返すなどできるマクロ機能があります。
マクロの記録
ノーマルモードの状態で、「qとアルファベット1文字(マクロ名)」を入力するとマクロが記録され、「q」で記録を終了します。
例) qa → マクロの記録 → q
マクロの記録では、例えば 「i hoge esc」 と入力すると、「挿入モードへ切り替え、hogeと入力して、ノーマルモードへ変わる」というマクロを記録できます。
記録したマクロはノーマルモードで例えば 10@a (:は入りません)と入力することで 10回 aというマクロを実行します。
(上記の例では、10回 hogeと入力します)
*vim初心者の僕は、よくノーマルモードの時に知らず知らず 「qw」などを押してしまい、何度も誤ってマクロを記録していました(突然、recoringと出て焦るという...)
マクロの閲覧
マクロはいくつも記録しておくことができ、閲覧するためにはノーマルモードで :reg と入力します。
マクロの削除
記録したマクロの中で、不要になったものはノーマルモードで例えば qa q と入力して上書きしてしまうか、:let @a='' と入力して消すことが可能です。
消されたマクロはvimを再起動すると何も登録されていない状態になります。:reg で確認してみましょう。