イメージにはVimが入ってる
まず、下の記事を読んでみてください。ArchLinuxのイメージに入ってるパッケージが詳しく紹介されています。
Arch Linux のライブ起動イメージに入っているパッケージ (2015年12月版)
実は、Arch Linuxをインストールする際にはvim
コマンドが使えます。つまり、このイメージには、Vimはインストールされていますので、Vimが使えます。
Arch LinuxにはVimが入ってない
次に、Arch Linuxをインストールする際、公式が用意するパッケージ群をインストールすると思いますが、具体的には以下のコマンドを実行する人が多いかと思います。
$ pacstrap /mnt base base-devel
ここで、base
にはコンピュータ操作のための最低限のパッケージが入っており、base-devel
には開発に役立つと思われるパッケージが幾つかの一般的なコマンドとともに入っています。
これらをインストールすることで、一般的に使われているArch Linuxとして機能するわけですね。
しかし、いざArch Linuxをインストールしたコンピュータを起動させ、vim
コマンドを実行しても、"そんなものはない"って言われます。ちなみに、vi
はインストールされているようです。
「あれ、さっきは使えたはずなのになんで?」と思われる方がいるかもしれませんが、実は、Arch LinuxのイメージとArch Linuxのインストール(base, base-devel)では入ってるパッケージが違います。
つまり、Arch LinuxをインストールしてすぐにVimを使いたければ、Arch Linuxをインストールする際に、pacstrap /mnt base base-devel vim
としなければならなかったのです!!!
結論
Arch Linuxのイメージにはvim
は入ってるが、Arch Linuxのデフォルトには、vi
しかはいってない。
最後に、Arch Linuxの理念を引用して終わりたいと思います。
The Arch Way : シンプルであれ
注意
※ あくまでネタです。あまり深く考えないようにしてください。Arch Linuxにはviしか入ってないと言われることがよくあるので。