はじめに
vimをIDEっぽくしたい第6弾!
変数名やメソッド名って変えたくなるときってありますよね。
vimでもSublimeTextのように、行またぎの選択(multiple selection)を可能にして
視覚的にそれらを一度に変更できるようにしましょう。
上記の画像の出典
https://github.com/terryma/vim-multiple-cursors
どうやればmultiple selection(行またぎの選択)ができるの?
githubにあるvim-multiple-cursorsというプラグインをインストールします。
インストール方法に関しては、開発者のgithubに記載されています。
Install using Pathogen, Vundle, Neobundle, or your favorite Vim package manager. Requires vim 7.4 or later for full functionality.
好きなプラグイン管理を使用してインストールしてね。ただし、vim7.4以上が必要だよと書いてあります。
わてくしは、プラグイン管理を使用せず、こいつら(下の画像参照)を
${HOME}/.vim/配下にブン投げました。
これだけで使えるようになります。
どう使うの?
使い方も、githubに載ってます。それによると基本的な使い方は、
After you've marked all your locations with
Ctrl-n
, you can change the visual selection with normal Vim motion commands in Visual mode. You could go to Normal mode by pressingv
and wield your motion commands there. Single key command to switch to Insert mode such asc
ors
from Visual mode ori
,a
,I
,A
in Normal mode should work without any issues.
At any time, you can pressEsc
to exit back to regular Vim.
わてくしは、こんな感じでつかってます。
1.ビジュアルモード(v)で文字列を選択する。
2.Ctrl + n
で1.で選択した文字列をmultiple select
3.インサートモードに切り替えて文字を追記したり、
文字を全部消してからインサートモードに切り替えて新しい文字列を打ったりしています。
4.最後にEsc
で抜ける
ちなみに、現在の選択を取りやめる場合や現在の選択をスキップしたい場合についても記載されています。
Ctrl-p
in Visual mode will remove the current virtual cursor and go back to the previous virtual cursor location.
Ctrl-x
in Visual mode will remove the current virtual cursor and skip to the next virtual cursor location.
簡単な英語なので訳さなくても大丈夫かな。。。
色々な機能と組み合わせるとIDEっぽく使えます。
■ vimをIDEっぽくしたいなぁ5 ~vimを開いたまま再帰的なgrepをしてプロジェクト内のファイル検索。検索結果一覧から目的箇所へジャンプしましょう。あ、ちゃんと別タブで開きます。~
■ vimをIDEっぽくしたいなぁ4 ~function,switch,foreachをテンプレファイルにしておいて、ワンタッチで呼び出す。あ、.vimrc使います~
■ vimをIDEっぽくしたいなぁ3 ~nerdtreeを使い、vimを開いた状態でディレクトリをツリー表示、そこから別ファイルに飛んじゃおう~