vimでxslate(TTerse)でコーディングするときに、デフォルトのままだとシンタックスハイライトされないので不便です。
Kolon文法のものは専用のプラグイン(motemen/xslate-vim)が用意されているようですが、TTerse用のものは見当たりません。
今回、Template Toolkit用のものを流用することでシンタックスハイライトを設定してみます。
前提
パッケージマネージャとしてNeoBundleを使用します。
おそらく、他のパッケージマネージャでも手順は同様かと思います。
また、vimのファイルタイプごとの設定方法についてはここでは扱いません。
手順
syntax hightlight
まずは色付けの設定をします。
perl用のプラグイン vim-perlの中にtt2用のファイルがあるのでこれを使います。
NeoBundle 'vim-perl/vim-perl'
次にftdetectにXslate用のファイル(*.txなど)を追加します
au! BufNewFile,BufRead *.tx setf tt2html
ここで tt2htmlの代わりに tt2を使うとhtmlタグはハイライトされないようになりますが、tt2htmlの方が便利でしょう。
.incなどの他の拡張子も紐付けたい場合には、随時設定を追加してください。
これでハイライトされるようになったかと思います。
この他、適宜html用の設定を流用するといいかもしれません。
runtime! ftplugin/html.vim ftplugin/html_*.vim ftplugin/html/*.vim
indent
実はこのままではindentがききません。正直テンプレートエンジン構文とhtmlタグが混在するファイルでのインデントルールって好みの問題も多そうなので難しいですが、一応導入してみます。
元々のhtml用indentファイルを流用してもいいですし、こちらのような設定ファイルを使わせてもらうのもいいと思います。
こいつを.vim/indent/tt2html.vim
に保存すれば、上で設定したようなtt2に関連付けられたファイルに対して、このインデントルールが適用されます。