w3m.vimは,w3mでWebページにアクセスした結果をvim上で操作できる,すんばらしいプラグイン(当社比).
これにより,いちいちブラウザに移ることなく,コンソールでWeb上のリファレンスを開きながら開発することができる.
https://github.com/yuratomo/w3m.vim
最近ちょこちょこ弄っているPySideは,pydocがまともに書かれていない.
そのためhelp(PySide.〜)としても殆ど情報が得られずに,どうしてもWeb上のリファレンスを見にいかねばならず,コンソール←→ブラウザの移動が地味にストレスだった.
w3mによりその状況が改善され,かなりテンション上がった.(その結果として,周囲にかわいそうなものを見る目で見られたが,それは瑣末事だ.)
ただ,w3mは現時点(2013/07/07 13:00時点)では縦分割したウインドウにページを開くことに対応していない.(横分割はW3mSplit
コマンドで可能)
ソースコードとリファレンスを縦に並べたいと思うときも割合多く,その場合はウインドウを縦に分割した後に,片方のバッファにW3m
コマンドでWebページを読み込む必要があった.
ちょっと面倒くさい...
ソースコードを見たところ,それほど複雑なものでもなかったため,VimScriptの練習がてら,縦分割対応のコマンドを追加してみた.W3mVSplit
コマンドで,縦分割したウインドウでページを開くことができる.(引数はW3mSplit
と同じ)
https://github.com/FGtatsuro/w3m.vim/tree/vsplit
追記
本家に,Pull Requestをマージしてもらえました!
https://github.com/yuratomo/w3m.vim/pull/18