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[Vim]基本操作負担軽減のための最低限Leader設定

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はじめに

  • 普段利用しているエディタとは別に、日または月に数回程度vimを利用することがあります。
  • そのため、以下のような状態でも問題ありませんでした。
    • 利用は基本操作(移動・保存・終了)のみ。
    • そのため、数行あるいは空白の.vimrc
    • 複雑な操作は手入力かコピペ。
  • 今回は、そのような基本操作の更なる指負担軽減を図るため、VimのLeader機能の設定を記載します。

結果

  • 結果の.vimrcの記述を示します。
  • 以下のような設定で、基本操作(移動・保存・終了)が「Space + 各種キー」でも利用できるようになります。
" leaderをスペースへ設定let mapleader ="\<Space>"" 「Spaceキー + 各種キー」のようなキー操作マッピング
inoremap <Leader>jj <Esc>                         " ESCキー 
nnoremap <Leader>w:w<CR>                         " 保存
nnoremap <Leader>q:q<CR>                         " 終了
noremap <Leader>a myggVG$                         " 全選択(ノーマル)
inoremap <Leader>a<Esc>myggVG$                   " 全選択(インサート)
nnoremap <silent><Leader>vr :new~/.vimrc<CR>    " .vimrcを開く
nnoremap <silent><Leader>r:source ~/.vimrc<CR>  " .vimrcの読み込み
noremap <Leader><Leader><C-w>w                   " windowの移動
map <leader>n:call RenameFile()<cr>              " 編集中ファイルのリネーム

" リネーム関数定義function! RenameCurrentFile()letold= expand('%')letnew= input('新規ファイル名: ',old,'file')ifnew!=''&& new!=old
    exec ':saveas '.new
    exec ':silent !rm '.oldredraw!endifendfunction

内容

Leaderとは

  • Leaderとは、複数キー操作の割り当てが可能な特別な文字列および設定のことです。
  • つまり、Vim上で独自のキーマッピング(ショートカット)を作成できます。

設定

  • 設定の際には、以下を意識しました。

    • spaceキーを起点に。
      • 「,」等、様々なキーを試して自分に最適なものを選択。
    • 高頻度のみの設定
      • 利用の上で頻度の高い操作を洗い出す。
    • 必要以上には設定しない
      • 数を増やしすぎると、キーの衝突が起きるため避ける。
      • 短い標準操作は基本設定しない。
  • 上記の結果で設定した主な内容は以下。(※基本操作に焦点を当てて設定)

    • spaceキー + jj : ESCキー
    • spaceキー + w : 保存
    • spaceキー + q : 終了
    • spaceキー + a : 全選択
    • spaceキー + n : 編集中ファイルのリネーム

参考


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