Vimのリリースされたpatchの説明です。patchの内容を手作業で一つ一つ丁寧に確認して書いています。英語は忠実に訳していません。Vimを使っている人が理解しやすい表現にしています。
新機能、大幅な仕様変更には、が付いています。
(8.2.0070~ 8.2.0190)
- 8.2.0158:
CompleteDonePre
を追加しました。挿入モード補完が完了したときにトリガーされます。 - 8.2.0149: Vim9ブランチをマージしました。Vim9 script本格始動です!(関連patch: 8.2.0150, 8.2.0151, 8.2.0154, 8.2.0157, 8.2.0185, 8.2.0188)
- runtimeファイル更新: Todo更新。swift関連のftpluginおよびsyntax定義を追加。helpファイル更新。他。
- runtimeファイル更新: Todo更新。helpファイル更新。他。
- 8.2.0129: MS-Windows用インストーラをトルコ語に対応しました。
- 8.2.0128:
:set!
で1行毎に1つのオプションを表示するようにしました。 - 8.2.0121:
filter()
とmap()
がblobで動かない件を修正しました。 - runtimeファイル更新: Todo更新。helpファイル更新。他。
- 8.2.0110:
prop_find()
を実装しました。引数で指定されたテキストプロパティを検索します。 - runtimeファイル更新: Todo更新。helpファイル更新。他。
- 8.2.0104:
:execute
にジョブオブジェクトやチャネルオブジェクトを指定した場合、エラーを出力するようにしました。 - 8.2.0097:
'spellfile'
と:autocommand
の組み合わせでクラッシュすることがある件を修正しました。 - 8.2.0095:
:cquit
にエラーコードを指定できるようにしました。既定は 1 です。 - 8.2.0084: 補完項目(
:h complete-items
)辞書のエントリuser_data
を任意の型が受け付けられるようにしました。 - runtimeファイル更新: Todo更新。helpファイル更新。他。
- 8.2.0077:
settagstack()
の第3引数{action}に't'
を追加しました。タグスタックのカレントエントリまたは {dict} の "curidx" 以降のすべてのエントリを削除して新しいエントリをスタックにプッシュします。(truncateの 't')
凡例
表記 | 意味 |
---|---|
新機能、大幅な仕様変更 | |
Vim開発者向けの追加、変更 | |
'hoge' | オプション (:h options 参照) |
:hoge | Exコマンド (:h :index 参照) |
hoge() | 組み込み関数 (:h functions 参照) |
v:hoge | Vim定義済変数 (:h v: 参照) |
+hoge | feature (:h +feature-list 参照) |
方針
こちらを参照。