環境と前置き
私は現在、ターミナルとしてHyperを使用しており、最近Hyper上でvimを使い始めました。
この記事を書く前に@pepoipodさんのmVimの背景色をターミナルの背景色と揃える方法という記事を参考にしたんですが、私の環境ではうまくいかなかったので、最終的に行き着いた解決方法を記そうと思います。
何が起こったか
私はvimのカラースキームとしてMolokaiを気に入って使い始めたんですが、Molokaiの背景は黒っぽく、ターミナルの背景は青に近い色に設定してあるため、ターミナルとvimで色の段差が発生していたわけです。(以下参照画像)
解決方法
~/.vimrc
に背景をNONEにするよう記述します。
colorscheme molokai
hi Normal guibg=NONEhi LineNr guibg=NONEhi VertSplit guibg=NONEhi Special guibg=NONEhi Identifier guibg=NONE"highlight グループ名 guibg=NONE
大まかな部分は冒頭で挙げた記事と似てるんですが、
重要なのは
colorscheme
の記述の下に書くことguibg=NONE
と書くこと。
です。
元記事ではguibg
ではなくctermbg
だったのですが、Hyperを使っているからなのか、ctermbg
では変わりませんでした。
グループ名と言うのはいくつかあるのですが、私は代表的なものの背景をとりあえずNONEにしました。
- Normalは一般的な文字の背景です。これの背景をNONEにすることで全体の80%程度は透過されます。
- LineNrはvimの左にある行数を表す数字のことですね。
- VertSplitはvimを縦に分割した時の分割線のことです。
- Specialは確か&などの記号のことです。
- Identifierはvimrcとかでよくあるのような予約語のことだと思います(多分)。
これらの背景をなしにすると、とりあえず僕の環境ではいい感じになりました。
取りこぼしがあるかもしれないので、それに関しては見つけ次第vimrc
に書き足すとします。