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今まで付き合ってきた子たちと、当時の思い出を振り返る

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エムスリーキャリア Advent Calendar 2019 17日目の記事です。

動機

今までのIDE、エディタを振り返る。
今の自分があるのはあの子達のおかげ。
別れた人との思い出話みたいな感じ。

大学時代

黎明期。プログラミングとの出会い。vimとの出会いを果たした。

emacs

https://www.gnu.org/software/emacs/
今思えば、大学の先生がemacs派だったのかも。
公平性を期すためにも、ぜひ授業でvimも紹介してほしい。
授業で使う端末はmacだったからCtrlの位置的に問題なかったけど、学生の標準のノートPCはWindowでCtrlの位置が辛かった。
いわゆる、emacs小指になりそうだった。。

Dreamweaver

https://www.adobe.com/jp/products/dreamweaver.html
バイト時代にhtmlとかを書くのに触った。
そんなにガッツリ使い込まなかったから特に感想はないけど、初めて触ったときの「便利だ。。」と思ったのは覚えてる。
ただ、当然だけどemacsとかと比べると重さを感じた。

Crescent Eve

https://www.kashim.com/eve/index.html
Dreamweaverが何となく重く感じて、もう少しライトなのを探した。
結局、これもそんなに使い込まなかったけど、最低限の機能を備えていて、そんなに重くなかったという点で印象は良かった。

Vim(現在、サーバ環境),GVim

https://www.vim.org/
大学2年?3年?のときに参加したインターンで紹介されて、それ以来ずっと使っている。
このインターンに参加したきっかけは、当時付き合っていた人に振られたから。。
常にホームポジションにいられる感じが大変良い。
あの人はホームにいてくれなくなったのが大変辛かった。
Vimはそんな心の隙間に入り込んだんだと思う。今もVimからは離れられないでいる。

インターンのときはLinuxサーバ上にsshしての開発だったのでターミナル上でVimだった。
インターン終了後に自分のWindowsでもVimを使おうと思ったときに、出会ったのがGVim。個人的な付き合い方としては、VimとGVimの違いはあまりない。
強いて言うなら、gitのcommit メッセージはターミナルで起動されるvimのまんま。
(G)Vim on Windowsでは香り屋さんに大変お世話になった。

ブラウザとか別のIDEとかもVimキーバインドにしている。
- Vimium
- IdeaVim

新社会人時代

過渡期。神に出会ったせいで、全てに物足りなさを感じてしまった。
足るを知るの精神も大事。必要を満たしていればいいじゃないか。

メモ帳

最初の研修はメモ帳だった。辛かった。。
ただ、まだメモ帳で良かったのかもしれない。。。
研修の試験は、Wordか何かで書かれたであろうプログラムを読んで、どのような結果を出力するかを答える問題だった。
しかし、Word特有の文頭のアルファベットを自動で大文字にする機能のおかげか、コンパイルエラーになるプログラムになっていた。
指摘したけど、いや、ちゃんと出力されるから!とか適当にはぐらかされた。
再度抗議して、問題を修正してもらった。
もし万が一Wordでプログラムを書かされるようなことがあったら発狂したと思う。
プログラムのインストール制限があったのでVimが使えなかったのが本当に辛かった。気づいたら、
っっっっっっっっっっっっっっj
とか
jjjjjjjjjjjjjjjjjjjjj
みたいのをよく入力してた。

サクラエディタ

https://sakura-editor.github.io/
研修の途中からサクラエディタが使えるようになった。相変わらずコードを書くのは辛かったけど、メモ帳よりは幾分マシ。
ピンク色の画面に目がやられる気がしたのはいい思い出。
画面を黒くしたり、Ctrl+j,kで上下の移動ができるようにしたりのカスタマイズをした。
当時の先輩に、「見た目とか形から入るタイプ?」って聞かれたから、「普段vimなんで、画面も見にくいし、使いにくくて、なんとか寄せました」って言ったら会話が途切れた。
プログラムのインストール制限が(以下略)

eclipse

https://www.eclipse.org/downloads/
研修の後半のjava開発で使った。マシンパワーが足りなく、辛かった。。
メモリ2GBのマシンで、eclipse + chrome + excelは無理がある。そこに人権はなかった。
sysoのショートカットというか、スニペットはよく使った。
Vimのバインド設定はした気がする。
プログラムのインストール制限が(以下略)

Visual Studio

https://visualstudio.microsoft.com/ja/
神。これが神。
C#しか書いてなかったけど、これがあれば困らない。
この時期にはVimは近くにいてくれた。

Atom

https://atom.io/
一瞬使った。インストールしたくらい。

sublime text2

https://www.sublimetext.com/2
一瞬よりもう少し長く使った。IDEじゃないんだけど、拡張できるライトな開発環境みたいな位置づけ。

現職

Neovim(現在)

https://neovim.io/
転職後、今まで同じ環境を作り直す必要があった。
dotfilesとかはgithubにあげていたのでそんなに手間ではなかったんだけど、せっかくならちょっと乗り換えてみようかなと思って変えてみた。
概ね満足。python2,3の過渡期みたいなこともとあって、たまに変なエラーが出たのが面倒なくらいだった。
今はガッツリコードを書くというよりは、メモを作るときに使ったり、コードのリーディングがメイン。
コードを読むときは、ホームポジションのまま色々できるのが思考が分断されなくていいなと思っている。

色々プログラムを書かないといけないときはIDEを使ってる。

(Neo,G)Vimはいつでもそばにいてくれる。

visual studio code(現在)

https://code.visualstudio.com/
js書くのはこれがいいよねっていう話をよく聞くので、ある程度は触るようにしている。
自分のメインがjsではないので、そんなに活躍の機会は多くない。
markdown書くときとかは結構重宝している。
本当はもっと活用したほうがいいなと思いつつ、ちょっと腰が重い。
WSL環境を用意したいと思っているんだけど、結構便利そうな話も聞くので、ちゃんと使えるようにしたいとは思ってはいる。
私はいつもそうだ。そのうちちゃんとしよう、ちゃんとしようと考えたまま行動に移せず、機を逸するのだ。。。

android studio

https://developer.android.com/studio?hl=ja
仕事でAndroidアプリを書く機会があって、数ヶ月使っていた。
やっぱりIDEって便利だなと思う反面、メモリをもりもり使って重いなというのを再認識した。

IntelliJ IDEA(現在)

https://www.jetbrains.com/ja-jp/idea/
Ruby、Railsを書く機会が多い中、どうやって効率をあげられるか?と考えた結果、ライセンスを購入した。
kotlinだとかAndroidを書く機会もあったので、もうこれしか無いだろうという感じだった。
Vimを拡張していくのでもいいんだけど、拡張のための時間を仕事に当てたいし、早く帰りたい。
時間に対する投資と思って買った。
実際、年間ライセンスが14,000円位だった気がする(正確な値段は各自で調べて)ので、12ヶ月、20日稼働日を考えると、所詮幾らもかからないと判断した。
コーヒー一杯我慢すれば十分ペイする(我慢しない)。

最後に

私にとってのVimみたいに、「新しいのが合わなかったら、Vimに戻ればいいや」みたいな安心感というか、最後の砦にできる環境を一つ作るのは大事だと思う。
安心感、最後の砦があるからこそ、新しい挑戦ができる。
いろいろなツールに手を出すことで、効率が上がることもあるだろうし、今までのツールの良さを再認識することもあると思う。

気持ち的なこだわりももちろん大事だけど、こだわりすぎて世界を狭めてしまわないように注意したい。


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