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実務でよく使うVim操作

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Vim操作のまとめです。

私が実務でよく使っているものを中心に載せました。
お腹いっぱいになる事を防ぐため、あえて載せてないものもたくさんあります。

これだけ(と言っても結構ありますが)覚えれば、やりたいことは大体できるかと思います。

基本

終了方法

コマンド説明
:w保存
:wq保存して終了
:q!保存せず終了

モード変更

コマンド説明
i挿入モードへ
oカーソル下に行を追加して挿入モードへ
Oカーソル上に行を追加して挿入モードへ
Esc挿入モードを抜ける

移動系

大きい移動

スクロール系は up と down で覚えます。

コマンド説明
ggファイルの先頭行へ
Gファイルの最終行へ
123gg123行目へ
Ctrl + u上に半画面スクロール
Ctrl + d下に半画面スクロール

小さい移動

wとbは word と back word で覚えます。

コマンド説明
0(ゼロ)行の先頭へ
$行の末尾へ
%対応する括弧へ
w次の単語の先頭へ(空白, 記号区切り)
b前の単語の先頭へ(空白, 記号区切り)

検索して移動

*が便利すぎる。
/を使う時はggで先頭に行ってから。

コマンド説明
/dogカーソル位置よりも下のdogを検索
*カーソル位置の単語を検索
n検索にマッチした位置に移動(順方向)
N検索にマッチした位置に移動(逆方向)

編集系

yydd3yyのようにすることで複数行を対象にできますが、打ち間違いやすいので行選択 + yのほうをよく使ってます。

コマンド説明
yyカーソル位置の行をコピー
ddカーソル位置の行を切り取り
Ctrl + v -> カーソル矩形選択
V -> カーソル行選択
y選択範囲をコピー
d選択範囲を切り取り
pカーソルの次の位置に貼り付け
Pカーソルの手前に貼り付け
u元に戻す
Ctrl + r元に戻すを取り消す

その他

入力中の単語を補完する

挿入モードで文字入力中にCtrl + nまたはCtrl + p
※候補はファイル内から選ばれます

ファイル内の文字列を置換する

キーワードには正規表現が使えます。

コマンド説明
:%s/置換前/置換後/最初に一致した文字列のみを置換
:%s/置換前/置換後/g一致した文字列すべてを一括置換
:%s/置換前/置換後/c一致した文字列すべてを一つずつ確認して置換

複数行の一括コメントアウト

複数行の先頭に一括で#//を入れる操作です。

  1. 行頭でCtrl + v
  2. コメントアウトしたい行の先頭をj,kで範囲選択する
  3. Iで挿入モードに入る
  4. 行頭に入れたい文字を入力 (例: #)
  5. Escで抜ける

複数行の末尾に特定文字を入れる

各行の末尾に一括でカンマを入れたい時とか。
1. Ctrl + v
2. 対象行をj,kで範囲選択する
3. $で行末に移動する
4. Aで挿入モードに入る
5. 行末に入れたい文字を入力 (例: ,)
6. Escで抜ける

複数のファイルを開く

ファイル間でのコピー&ペーストが可能

コマンド説明
:vs /path/filename画面を左右分割してfilenameを開く
:sv /path/filename画面を上下分割してfilenameを開く
Ctrl + w -> w次のウインドウへ移動

参考リンク

もっと色々知りたい方は、こちらの記事達がおすすめです。


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