記事作成のきっかけ
Linuxサーバーの作業をCLIで行えるVimは最強なので、コマンドを備忘用に記録する。(2019年10月)
主要なモード
以下の3モードとなる。
1.ノーマルモード
Vim立ち上げ直後、または[ESC]を押した直後のモード。
2.インサートモード
開いたファイルの内容を実際に編集するモード。
ノーマルモード時に[i]を押すことで切り替わる。
3.ビジュアルモード
行などを移動するときに使うモード。
ノーマルモード時に[v]を押すことで切り替わる。
以下に詳細を示す。
1.ノーマルモード
コマンド | 動作 |
---|---|
:w | 保存 |
:q | 終了 |
:wq | 保存して終了 |
:q! | 保存せず終了 |
[x] | 1文字削除 |
[d][d] | 1行削除 |
2.インサートモード
いわゆる編集モード。
[i]を押すことで切り替わる。
コマンド | 動作 |
---|---|
[i] | 現在のカーソル部から文字を入力する |
[a] | 現在のカーソル部の次の位置から文字を入力する |
[o] | (アルファベットのオー)現在のカーソル部の次の行から文字を入力する |
[O] | (アルファベットのオー。Shift-[o])現在のカーソル部の前の行から文字を入力する |
3.ビジュアルモード
[ESC]->[v]とキーを押すと、カーソルで範囲を選択できる。
範囲選択後、以下のコマンドで作業ができる。
コマンド | 動作 |
---|---|
y | 選択範囲をヤンク(=コピー) |
p | カーソル直後に、ヤンクされたものが貼り付けられる(ペースト) |
まとめ
vimは奥が深い。
慣れれば、十字キーも使わずテキストを編集できるので、
使いこなせるようになると、Unixシステム(Linux, Mac)上で、Command Line Interfaceでの仕事が捗る。
引き続き、本記事も更新していきたい。