Macターミナルのカスタマイズ(iTerm2)
目的
自分のMacのterminalがデフォルトだと使いにくいことが多々あった。
ディレクトリ表示が冗長だったり、コードがどこにあるかわからなかったり、、、
なので、自分が使いやすいようにターミナルをカスタマイズしてみた。
参考記事は最後に掲載する。
1. terminal設定変更
1.1 テキスト色の変更
Iceberg
テーマを入れることで、Basicより見やすくする。
- Icebergファイルをインストールする。
Preference
->Profiles
->Text
に移動し、そこの左サイドバーにあるテーマ選択の中にあるsettingsをクリック。Importを選び、先ほどインストールしたIcebergファイルをimportする。この時、必要でないテーマは消去して構わない。
1.2 Vimにおけるフォントカラーを変更
hybrid
というテーマカラーを用いるのがいいと他の記事に書いてあったので。
hybrid
をインストール
git clone https://github.com/w0ng/vim-hybrid
hybrid.vim
を~/.vim/colors
に配置.vimrc
にて以下の記述を記入する。
$ colorscheme hybrid
(itermの場合は後ほど記述)
1.3 terminalの不透明度を下げて、半透明状態にする。
terminalを半透明にしておくことによって、webページを見ながらコマンドが打てるようになる。Preference
-> Profiles
-> Background
にてcolour & effectsをクリックし、対象のopacityを変更(70%くらいがちょうどいい感じ。適宜自分の好きなopacityに変更)
2. iTermのインストールとシェルの変更
Macのターミナルも良いが、周りのエンジニアはiTermをよく利用している。面白そうなので、これをターミナルとして使用しようと思う。
また、シェルももともとはbashなのだが、zshの方が良いよとエンジニアの人がいうので、これもついでに変更していく。
ちなみに、zshのフレームワークとしてPreztoがかなり役立ちそうなので、これも追加して対応していく。
2.1 iTermとZshのインストール
Homebrewを用いてiTermとZshをインストールしておく。
$ brew cask install iterm2
$ brew install zsh zsh-completions
- iTermをインストールした後、Preferenceにて一部設定を行う。
Preferences
>Profiles
>General
にいき、commndにて、/bin/zsh --login
と入力。そうすると、Macのterminalで行なった設定がこちらにも反映されるっぽい。
- 色も変更しておく。terminalと同じiceberg(for iTerm2)を利用する。
2.2 Preztoのインストール
- gitから対象ファイルをcloneする。
$ git clone --recursive https://github.com/sorin-ionescu/prezto.git "${ZDOTDIR:-$HOME}/.zprezto"
~/.zshrc
を新規作成し、以下のコマンドをファイルに記載する。
setopt EXTENDED_GLOB
for rcfile in"${ZDOTDIR:-$HOME}"/.zprezto/runcoms/^README.md(.N); do
ln -s "$rcfile""${ZDOTDIR:-$HOME}/.${rcfile:t}"
done
~/.zpreztorc
を編集し、テーマを反映させる。
# Set the Prezto modules toload(browse modules).
# The order matters.
zstyle ':prezto:load' pmodule \
'environment' \
'terminal' \
'editor' \
'history' \
'directory' \
'spectrum' \
'utility' \
'completion' \
'git' \
'syntax-highlighting' \ # add
'history-substring-search' \ # add
'prompt'
- 再起動させて設定を反映させる。
3. Vimの設定
Vimも設定をカスタマイズすることによって快適になるらしいので、今のうちに設定しとこうと思う。
3.1 設定ファイル
何か便利なのか検討つかないので、先人たちの素晴らしいコードを拝借いたしました。
記載場所は~/.vimrc
です。
" setting"文字コードをUFT-8に設定set fenc=utf-8" バックアップファイルを作らないset nobackup
" スワップファイルを作らないsetnoswapfile" 編集中のファイルが変更されたら自動で読み直すset autoread
" バッファが編集中でもその他のファイルを開けるようにset hidden
" 入力中のコマンドをステータスに表示するset showcmd
" 見た目系" 行番号を表示setnumber" 現在の行を強調表示set cursorline
" 現在の行を強調表示(縦)set cursorcolumn
" 行末の1文字先までカーソルを移動できるようにset virtualedit=onemore
" インデントはスマートインデントset smartindent
" ビープ音を可視化set visualbell
" 括弧入力時の対応する括弧を表示set showmatch
" ステータスラインを常に表示set laststatus=2" コマンドラインの補完set wildmode=list:longest
" 折り返し時に表示行単位での移動できるようにする
nnoremap j gj
nnoremap k gk
" シンタックスハイライトの有効化
syntax enable
" Tab系" 不可視文字を可視化(タブが「▸-」と表示される)set list listchars=tab:\▸\-" Tab文字を半角スペースにするset expandtab
" 行頭以外のTab文字の表示幅(スペースいくつ分)set tabstop=2" 行頭でのTab文字の表示幅set shiftwidth=2" 検索系" 検索文字列が小文字の場合は大文字小文字を区別なく検索するset ignorecase
" 検索文字列に大文字が含まれている場合は区別して検索するset smartcase
" 検索文字列入力時に順次対象文字列にヒットさせるset incsearch
" 検索時に最後まで行ったら最初に戻るset wrapscan
" 検索語をハイライト表示set hlsearch
" ESC連打でハイライト解除
nmap <Esc><Esc>:nohlsearch<CR><Esc>
再起動させてしっかり変更が反映されているか確認する。
4. まとめ
Macのterminalを使うには不便なことも多かったので、iTerm2をインストールして使用してよかったと思う。
Vimは通常はあまり使わないが、設定ファイルの変更などによく使うので、設定変更しておいたほうがやはり見やすかった。
設定方法も割と簡単だったので、そんなに時間もかからずに作成できている。