初投稿失礼します、みえぼりといいます。
主にPython
を使っており、また同言語やLinux
のシステムについてなどをWindows 10 Home
上のUbuntu on WSL
を活用しつつ学んでます。
どれも概ね今年度初頭ごろから学びはじめたばかりの新米です。
この投稿の動機
つい先週に友人の影響でWSL
上のターミナルで使うデフォルトシェルを bash -> zsh
に乗り換え(環境管理は prezto
を利用)、またつい昨日、別の友人の勧めで軽量エディタとしてVim
を使い始めました。
Vim
を自分好みにカスタマイズすべくいろいろな記事やサイトをみつつ.vimrc
をカキカキしていたところ、カラースキーマ(colorscheme
)管理の方法について思うところがあったので、これを機にメモを残してみようと思った次第です。
Vim におけるカラースキーマの管理/利用方法
一般に、ユーザ毎の Vim のカラースキーマの管理は次のようなディレクトリツリーで管理されているようです。
$HOME/
├ .vim/
| ├ colors/
| ├ scheme_1.vim
| ︙
├ .vimrc #各環境設定を記述する
また、.vimrc
内でのカラースキーマの指定方法は次のようになります。
"カラースキーマスクリプトのファイル名(拡張子を除く)を指定するcolorscheme scheme_1
ここで僕が引っかかったのは、カラースキーマスクリプトは往々にしてgitリポジトリから導入する場合があるという点です(昨日実際に初めて導入したカラースキーマmolokaiもそうでした)。
実際にgitリポジトリからscheme_2
を導入するとすると
$cd ~
#仮想のリポジトリをクローン
$ git clone https://github.com/alice/scheme_2.git
$ tree .$HOME/
├ .vim/
丨 ├ colors/
| ├ scheme_1.vim
| ︙
├ .vimrc
︙
├ scheme_2/
├ .git/
︙
└ colors/
└ scheme_2.vim #カラースキーマスクリプト本体
しかしこのままではVim
は新たに導入したカラースキーマを読み込むことができません(~/.vim/colors/
以下にスクリプトscheme_2.vim
がないため)。
しかし、クローンしたリポジトリから直接スクリプトを~/.vim/colors/
以下に移動するとリポジトリの更新に対応できないほか、また何よりも新たなカラースキーマを導入する毎に移動を行うのは非常に煩雑に感じます。
本題
このため、自身はこういった方法をとりました。
- カラースキーマのリポジトリを
~/.vim/colors/
以下に直接クローン ~/.vim/colors/
から見たカラースキーマスクリプトの相対パス(拡張子は除く)を.vimrc
内で指定
実行例を記すとこんな感じです。
$cd ~/.vim/colors
$ git clone https://github.com/alice/scheme_2.git
$cd ~ ; vim .vimrc
~"colorscheme scheme_2colorscheme scheme_2/colors/scheme_2
~"この形式で実際に動作しています
~/.vimrc
のコマンドcolorscheme
は、実際には~/.vim/colors/
以下の相対パスを指定していたのですね。
ということで、カラースキーマのリポジトリのもつディレクトリ構造に合わせてではありますが、比較的かんたんな操作で導入が行えるようになったと思います。
とはいえ、更にスマートな方法がありそうな気もします。そういったご指摘であったり、あとは『こういった設定を使うと快適よ〜』といったアドバイス等ありましたら、コメントいただければと思います。