はじめに
複数人で開発している時、人によって OS や エディタが異なるため、環境依存の一時ファイルなどを ignore に入れるのはよくありません。 Vim が生成するスワップファイル ( *.swp など ) や Mac が生成する .DS_Store など、他のメンバーには関係のない環境依存のファイルの ignore の方法を知ったので備忘録として残しておきます。
設定方法
Git の公式ドキュメントに記載されていたので引用します。
https://git-scm.com/docs/gitignore
Which file to place a pattern in depends on how the pattern is meant to be used.
* Patterns which a user wants Git to ignore in all situations (e.g., backup or temporary files generated by the user’s editor of choice) generally go into a file specified by core.excludesFile in the user’s ~/.gitconfig. Its default value is \$XDG_CONFIG_HOME/git/ignore. If \$XDG_CONFIG_HOME is either not set or empty, $HOME/.config/git/ignore is used instead.
つまり、 $XDG_CONFIG_HOMEの設定がある場合は $XDG_CONFIG_HOME/git/ignore、ない場合は ~/.config/git/ignoreに設定すれば良さそうです。
Vim のスワップファイルと Mac の .DS_Store を除外する場合は以下を配置すれば OK。スワップファイルは .swp とか .swo とか何種類かあるので ?
でパターンマッチさせます。
.DS_Store
*.sw?
以上。