TLDR;
論文作成の時にZoteroを参照するvimぷらぎんを書きました🐘
reference書いたり、vimから参考文献のabstractを参照できます。
uesseu/zosan.vim
https://github.com/uesseu/zosan.vim
依存するものが一寸多いです。
- python3対応のvim/neovim
- denite
- pystache
- あと、当然Zotero
deniteとかはvimmerならいいとして、pystacheはpython入れた上でこうですね。
pip install pystache
使い方
- Zoteroからcsv形式でデータを出力。(defaultで名前はたしかMy Library.jsonと思う)
- 自分の論文と同じディレクトリにそのcsvを入れる。
- 参考文献をDenite zosanで検索して引いてくる。@[title]みたいな形式になる。
- 参考文献のabstractは上記の@にカーソル合わせて :ZosanAbstract で読める。
- mustache記法でreferenceのテンプレを書く。Denite zosan-refで引ける。
- 最後にZosanWrite hoge.txtとかやって書き出す。
論文のreferenceの悩み
マイナー雑誌や国内雑誌、理工系じゃない雑誌だとbibtexのフォーマット配ってない所とかある。
そういうのだと、Mendeley使ってもlatex使ってもreferenceを生成できない。
いや、勿論フォーマットを自分で書けば良いんだけど、なんだか複雑。
マイナー雑誌に投稿するたびにそれを復讐するの辛いじゃないですか…
僕、mustache記法とかなら覚えてんだけどな?
動機
僕はvimmerなのでreferenceもvimで書きたかった。
MendeleyとかZoteroのぷらぎんはだいたいMSWORDなのだ…
MSWORDの画面とMendeleyの画面を切り替えながら書くのが辛かった。
一画面でabstractだけでも参照しながら書きたかった。
Referenceをvimで
Zoteroを参照するぷらぎん、探したらあった。
https://github.com/jalvesaq/zotcite
だけど、なんだか複雑そうで馴染めなさそうな気がした。
作った
製作期間は二晩くらい。
Deniteのソース付き。Deniteのソース作りは意外と簡単。
pythonの辞書形式に落とし込めばいいだけっぽいです!
辞書形式は{'word': 'hoge'}みたいにwordに色々入れるだけ!簡単!
あとは、mustacheのライブラリ突っ込んでおしまい。
感想
ぷらぎんとしてのゾウさんの出来はともかく、vimのぷらぎんって思ってたより簡単に作れて、
Deniteみたいなぷらぎんも整備されてたりして、vimがもっと好きになりました。
vimすげええええええええ!