ゆとりエンジニアの為の.vimrc
モチベーション
- そろそろvimのチューニングが済んできたこと。
- 最近非推奨のNeoBundleからDeinへの移行をして、きっとこれからvimを始めるであろう人が使っててもまあ大丈夫なんじゃないかと思ったこと。
上記の理由からここらで一旦、昔の自分のようにvimデビューしたけど使いづらいと感じているIDE世代のゆとりエンジニアに向けて自分の.vimrcを公開しようと思いました。
注意
.vimrcが書ける方は自分でリファクタしてください。
元々NeoBundleで書かれてたものをDeinにした際にやっつけでやった為読みづらいと思います。
そもそもなぜvimを使う必要があるのか
CLIツールの使用
CLIツールを使用する際に、わざわざコンソール(別ウインドウ)を使用する必要がない。
・・・これだけなら別にVSCode等でもいい。
インフラの管理
最近のバックエンドをしていて思うのは、想像以上にインフラの知識が必要だということ。
- クラウドのインスタンスにssh
- Dockerファイルの中身をいじる
などなど、コンソール上で動くエディタを使用する場面はかなりあるように思う。
まとめると?
コンソール内で使えて、その中で完結できるエディタを普段使いしていると何かと便利。
本題
環境設定
READMEにも書いてあるのですが一応。
依存ソフトウェアはpeco, ctags, translate-shell(, xsel)です。
ubuntu
sudo apt-get install -y peco ctags translate-shell xsel
mac
brew install peco ctags translate-shell
上記を行なった後、shoichi1023/dotfiles/deinの.vimrcをホームディレクトリ直下(~/
)にコピー、
同じくplugin.tomlを~/.vim/rc/
にコピー
使用プラグインと機能
基本は@ysm001さんのIDEっぽいvim環境を構築する.vimrcを書いたの拡張なので同じ部分は割愛して、拡張部分だけ紹介します。
ErichDonGubler/vim-sublime-monokai
カラーテーマです。これはもう好みですね。僕はsublimeが好きなのでこれ。
ここで探してください : Vim Colors
cespare/vim-toml
deinにするにあたってtomlファイルのシンタックスハイライト
jistr/vim-nerdtree-tabs
ファイルツリーをvimのタブで共有にする
詳しくはここ : Vimでタブ使ってる人におすすめのやつ
ruanyl/vim-fixmyjs
jsのコードをフォーマットしてくれる。保存してから実行しないといけないので注意。
editorconfig/editorconfig-vim
エディターに関わらず、.editorconfigに記述されたルールを元にフォーマットをチェックしてくれる。
tomtom/tcomment_vim
IDEによくあるコメント切り替え機能
t9md/vim-textmanip
VSCodeとかでよく使ってた範囲選択して上下左右に移動できるやつ(vscodeだと確かaltとかでできたはず)
説明が難しいのでリンク飛んでもらった方が早い。
soimort/translate-shell
これだけvimのプラグインではないけど、日本語で書いた文字を英語に変換してくれる(ソースはgoogle翻訳)
ターミナルやvimからgoogle翻訳を使う とか Google翻訳が賢くなったのでコミットコメントを書くときに英語に翻訳しやすくするVim設定をした を見てみると便利さがわかるかも?
使い方と便利コマンド
使い方は大体READMEに乗ってます:shoichi1023/dotfiles/README.md<C-a>
みたいな書き方はCtrl + aってことです。
使ってて便利なコマンドとかはvimの使い方的なところになるので、ここ見て、わからないところをggってください・・・・。
おすすめポイント
自分で使ってて本当に便利だと思う機能は
- 英語翻訳
- 範囲選択移動
- コメント切り替え
- 素のvimのタブ分割
- 素のvimのgrep
<C-d>, <C-u>
の半ページ移動- surroundでの””等の操作
ですかね。
皆さんも良いvimmerライフを!
あとvimやるならtmuxもおすすめしておきます。