何番煎じだ、感は否めませんが。
1ヶ月ほど前に転職して、いつも使ってる設定インポートしても良かったんですが、新しいマシンになったことですし、せっかくだしサラからやってみようと思いました。
早速やっていきます。
環境
OS: macOS Mojave v10.14
vim
デフォルトのvimだとシステムとのクリップボード共有が効かなかったので(自分の場合)、 homebrew
で入れ直します。
念の為確認します。
$ vim --version | grep clipboard
-clipboard +jumplist +persistent_undo +vertsplit
+emacs_tags +mouse_dec -sun_workshop-xterm_clipboard
-clipboard
と、「-」がついている場合、クリップボード共有が使えません。
$ brew install vim --with-override-system-vi
インストールしただけだと、システムデフォルトの vim
を向くため、 --with-override-system-vi
オプションをつけることで、vim
と叩いたときに、brewでインストールしたほうが起動するようになります。
再度クリップボードが使えるか確認します。
$ vim --version | grep clipboard
+clipboard +jumplist +persistent_undo +vertsplit
+emacs_tags +mouse_dec -sun_workshop-xterm_clipboard
いけるっぽいですね。
あとは、 vimrc
に下記の設定を加えときましょう。
" クリップボード共有の有効化
set clipboard=unnamed,autoselect
肥大化するvimrcに疲れる
昔は設定ファイルを育てることに楽しみを感じていたのですが、肥大化していく設定ファイルにめげてしまい、集合知に頼ることにします。
Ultimate vimrcって素晴らしい設定群を公開してくれてる人がいるので、それを使わせてもらうと幸せになれました。
READMEに書いてあるとおりにインストールして、僕の場合は下記の設定だけ追加。
$ vim ~/.vim_runtime/vimrcs/basic.vim
" クリップボード共有の有効化※上の記述とかぶりますが、対象ファイルが違うので念の為
set clipboard=unnamed,autoselect
" ノーマルモードの際にコロンとセミコロンを入れ替え(英字配列キーボード用)
nnoremap ; :
nnoremap : ;
" 行番号の表示
set number
gVim
香り家さんからダウンロード&解凍して/Applications
以下に配置するだけです。
gVimの設定は以下を追加しました。
" カラースキームの設定
colorscheme desert
" クリップボードの共有
set clipboard+=unnamed
" なぜかgVimのときだけ、日本語入力がおかしくなるので、設定
set imdisable
" 背景が透明になります
autocmd guienter * set transparency=10
" フォントの設定
set guifont=Osaka-Mono:h14
VSCode
VSCodeには、そのままズバリ、 Vim
というエクステンションがあるので、インストールしましょう。
大体Vimっぽくしてくれます。
ハイフンを単語選択に含めるようにする
デフォルトの設定だと、アンダースコア含みの文字列は選択範囲にしてくれるのですが、ハイフンも含めたいものです。
設定から、
-"vim.iskeyword":"/\\()\"':,.;<>~!@#$%^&*|+=[]{}`?-"+"vim.iskeyword":"/\\()\"':,.;<>~!@#$%^&*|+=[]{}`?"
-
が混入しているので削除します。(僕の場合VSCodeの再起動が必要でした)
VSCodeでのやり方を直接検索してもなかなか情報にヒットしなかったので、そもそもVimでやるなら、どうすればいいんだ、ってところを検索したところ、下記がヒットしたので、設定名を参照してVSCodeで当該の箇所を見つけました。
:set isk+=-
今回以外の設定でも「Vimでの設定用キーワード」→「VSCodeで当該キーワードを選択して設定」みたいな戦略は有用そうです。
Vimium
Chrome用の拡張で、ブラウザ操作をVimらしくしてくれます。
画面操作
普通にVimです。 hjkl
で上下左右行きます。 gg
でページトップ、 G
でページ末尾に移動します。
ヒストリーバックは H
で、次のページに進むは L
です。
他もだいたいVimなので、詳しくは公式を参照してみるといいと思われます。
参考:philc/vimium
個人的に気に入っているのは、単語選択で、これを使いこなすことで圧倒的にマウスに触る機会が減りました。
- ノーマルモードから
v
押下 c
でキャレットモードになるので、選択したい文字列付近までhjkl
で移動- 選択したい位置に移動したら
v
押下 - ビジュアルモードになるので好みの文字列を選択したら
y
してヤンク
その他
あとは、ターミナルをVi modeにしようかと思ったのですが、これが私にはいまいちとっつきづらくて、結局使わなくなったので割愛します。
それでは、みなさん、良きVimライフを。