内容
目が疲れるのでなるべく黒画面にするための方法
黒画面にした環境
windows7
Linux Mint LMDE2
word2016(windows版)
Vim
jupyter notebook
vivaldi
はじめに
僕は長期間、いやそれ程長くなくても、白い画面をディスプレイで見ていると目が疲れてくる。なのでまず何でも黒い画面にしたくなるのだが、そんな僕のデスクトップを通りがかる会社の皆さんは、なんで君の画面はいつ見てもそんなに黒いのかねやばいサイトでも見ているのかねと言わんばかりにクスクスと通り過ぎていく。
…僕がおかしいのだろうか?そんなことはない、真夏に自転車に乗る時は日焼け防止のために紫外線カットのサングラスが必須だと聞いた、それとよく似ているはずだ。
というわけで、僕ができる限り行っている黒画面の方法を思いつくままに書いてみようと思う。
windows7
これは下記の方法よりも万能なワイルドカード的方法だが、ウィンドウズ標準機能の拡大鏡を使う。win++
(ウィンドウズキーと"+"(プラス)キー同時押し)で拡大鏡のメニューが出せる。すると任意の拡大率で起動するが、すぐにWin+-(マイナス)
を押せば等倍表示に戻る。この際、オプションから「色反転を有効にする」をチェックしていれば反転表示となる。
全ての場面で有効なワイルドカードではあるが、Aeroが使用可能なPC、またAeroが有効なテーマを使用している必要がある。また、僕の環境では少し描画が重いように感じる。そして、下記の他ソフトで独自に白黒反転していると逆に白くなってしまうので、僕は最後の手段として使用している。
ちなみにandroidは白黒反転機能が標準的に用意されているのでとても便利。
vim
これはお馴染molokaiなどcolorschemeを使用しよう。
colorscheme molokai
~/.vim/colors/molokai/molokai.vim
のように置く。
pdf閲覧
evinceがお勧め。文字だけでなく図も白黒反転してくれる。そして素晴しいところは、Ctrl+iで反転切り替えができるから。Okularも反転はできるのだがショートカットキーがなかった。pdfを閲覧している時は、図などで反転ではイメージできない時があるので随時切り替えたくなる。そのような時にショートカットキーがあるのとないのでは雲泥の差だ。
またLinuxでも標準的に使用可能なのもよい。windows版はmsys2などを経由してインストールするのがよいようだ。こちら参考。
word
上記の拡大鏡で実現するのに気付く前に採っていた方法は、ワードのメニューで、「デザイン→ページの色」で濃い目の色を選ぶと白黒反転するのを利用して、autohotkeyでショートカットキーを作成して実現していた。
;バックグラウンドの色を青に
#b::
IfWinActive, ahk_exe WINWORD.EXE
{
send, !gpc
sleep, 100
send,{down}{down}{down}{down}{down}
send,{right}{right}{right}{right}
send,{enter}
}
return
;バックグラウンドの色を白に
#w::
IfWinActive, ahk_exe WINWORD.EXE
{
send, !gpc
sleep, 100
send,n
}
return
注意点は、文字の色が「自動」で設定されていないと反転してくれないので、そのような文字が多い時は素直に諦めて拡大鏡を使用するか、全ての文字を選択して自動に設定しなおす。もちろんこの場合は色が全部同じになってしまい困る場合もあるだろう。
jupyter notebook
ipython notebookの時は凄く苦労したのだが、今はjupyter themesを入れるのがとても楽チンでよい。
pip install jupyter-themes
jt -t molokai
molokai以外にも黒くてかっこいいのはあるので、そちらも試してみよう。
vivaldi
change colorsがおすすめ。
vivaldiというかchrome系ブラウザなら使えると思うのだが、cssを上書きすることのできるプラグイン。上書きのオン/オフを、ショートカットキーに割り当てることができるのでとてもいい。書き換えた後の背景、文字の色はオプションから自分で指定できる。
最後に
やっぱ目はいたわらなきゃ!