Vim patchダイジェスト [2018/08] (仮)
(8.1.0230~ 8.1.0301)
- 8.1.0301: GTK: マルチモニター環境でモニター間を跨る位置のGVimにてIM未確定文字の表示位置がおかしい件を修正しました。(※patchの説明はIMのポップアップの表示位置について書かれていますが、実際にはIM未確定文字の表示位置のBugfixです)
- 8.1.0295:
:vimgrep
,:vimgrepadd
,:lvimgrep
および:lvimgrepadd
を'incsearch'
に対応させました。(関連patch: 8.1.0271) - 8.1.0294: Windows: 短いディレクトリ名を使用することがあったのを修正しました。(関連patch: 8.1.0297)
- 8.1.0291:
:sort
を'incsearch'
に対応させました。(関連patch: 8.1.0271) - 8.1.0290: 空のHTMLタグに
cit
を実施するとタグ全体が変更される件を修正しました。 - 8.1.0289: quickfixでジャンプした後、カーソルのカラムがおかしい場合があるのを修正しました。
- 8.1.0286:
:smagic
と:snomagic
を'incsearch'
に対応させました。(関連patch: 8.1.0271, 8.1.0287) - runtimeファイル更新:
- todoの更新。
- helpファイルのmodelineに
noet
を追加(修正漏れ分)とtypo修正。
- 8.1.0271:
'incsearch'
を正規表現パターンを使用するコマンド(:s
,:g
および:v
)に対応させました。(関連patch: 8.1.0273, 8.1.0274, 8.1.0275. 8.1.0276, 8.1.0277, 8.1.0278, 8.1.0279, 8.1.0280, 8.1.0281, 8.1.0282, 8.1.0283, 8.1.0284, 8.1.0286, 8.1.0287, 8.1.0291, 8.1.0295, 8.1.0296) - 8.1.0269: if_ruby:
Kernel.#p
メソッドを実装しました。 - 8.1.0263: チャネルのログにチャネルの役割("sock", "out", "err", "in")を表示するようにしました。
- 8.1.0260: README.mdにLGTMのシールドを埋め込みました。
- 8.1.0253: ウィンドウタイトルの保存と復元が機能しないことがあったのを修正しました。(
't_ST'
,'t_RT'
,'t_Si'
,'t_Ri'
を追加しました) (関連patch: 8.1.0254) - 8.1.0251:
'backupdir'
のディレクトリ名の末尾に "//" または "\\" を付けると、バックアップファイル名をフルパス名基準で作成するようにしました。('directory'
と同様) (関連patch: 8.1.0255, 8.1.0264) - 8.1.0250: Windows console: ウィンドウサイズの変更が正しくなかったのを修正しました。
- 8.1.0249: GTK: 画面のDPIが変更された時の処理をしていない件を修正しました。
- 8.1.0247: Python: モジュール内部から発行されたImportErrorのエラーメッセージが正しくない件を修正しました。
- 8.1.0245:
TextChangedI
イベント内でsetline()
を呼ぶとundo情報が壊れてしまう件を修正しました。 - 8.1.0244: Unix: SIGSTOP受信後のSIGCONT受信で再描画されない件を修正しました。(関連patch: 8.1.0300)
- 8.1.0243:
:term ++close ++hidden
でウィンドウが閉じてしまう件を修正しました。 - 8.1.0240: 関数内で
'statusline'
を設定するとactual_curbuf
のスコープが関数ローカルになり、g:actual_curbuf
で参照できなくなる件を修正しました。 - 8.1.0238:
:term
を++hidden
オプション付きで実行して当該のterminalウィンドウを開くと'buftype'
がクリアされる件を修正しました。 - 8.1.0237: if_ruby: Cygwinで
+ruby/dyn
がちゃんと動かない件を修正しました。 - 8.1.0235:
?
を含む:help
の一部が間違った位置にタグジャンプする件を修正しました。(修正対象:-?
,q?
,v_g?
とexpr-
ではじまりかつ?
を含むもの) (関連patch: 8.1.0231) - 8.1.0234: if_perl: 参照カウント処理が正しくないのを修正しました。(関連patch: 8.1.0190)
- 8.1.0232: if_ruby: エラー時にバックトレースを出力するようにしました。(関連patch: 8.1.0236, 8.1.0239)
凡例
表記 | 意味 |
---|---|
新機能、大幅な仕様変更 | |
'hoge' | オプション (:h options 参照) |
:hoge | Exコマンド (:h :index 参照) |
hoge() | 組み込み関数 (:h functions 参照) |
v:hoge | Vim定義済変数 (:h v: 参照) |
+hoge | feature (:h +feature-list 参照) |
方針
こちらを参照。