矩形ビジュアルの挿入や追加については,色々な箇所で紹介されておりますが,
こちらは,あまり目にすることがなかったので.
つか,まぁそれだけ普通に,特に必要とされることがないものだから...,なのでしょうが😏
具体的な例を使いながら進めさせていただこうかと思います.
ケース 1: 先頭(左端)へ
こういうシーンがあったとします.
こうなるかと思います.
貼り付けのキーは P
です.
小文字の p
ではありません.
また貼り付けの際,置くべきカーソルの位置は,左上端になります.
矩形ヴィジュアルで行頭位置列を指定したくもなりますが.
ケース 2: 途中の任意の箇所へ
次,両端ではなく真ん中です.
こんな感じになるでしょうか.
ケース 3: 末尾(右端)へ
最後です.
ここではちょっとした問題のある事象を敢えて用意してみたいと思います.
それは,挿入または追加の対象が揃っていない場合です.
凸凹問題
上述 2 つのケースも同様の問題を抱えることになると思います.
各アイテムの長さが異なり,行末の位置がそれぞれにバラバラの場合.
貼り付ける前に,
一番長い行の行末位置以上のスペースを埋め,そのうえで貼り付ける,というオペレートになります.
正直,あまりスマートな感じはありません.
自身が分かっていないだけで,もっときちんとした正解があるかもしれません.
ご存知の方,いらっしゃいましたら.
おわり
きっかけは,今回の例のような感じで,
垂直(Y軸)方向に,それぞれ対応した関係で並ぶ複数の塊があって,それらを,
水平(X軸)方向に並べたい,という場面に出くわしたことでした.
そして出くわしたシチュエーションに,
いちいちそんなことだけのためにエクセル起ち上げなくとも...,と.
状況が限られて,
決して汎用的でも,また応用が利くようなテクニックではありませんが.
参照,参考先としたリソースです.;
» 矩形ビジュアルモードを利用した編集を使いこなす — 名無しのvim使い
» :h v_b_I
» :h v_b_A
» コピペで使える都道府県一覧・県庁所在地一覧 HTMLタグ|Start Point
おしまいです.