Vim patchダイジェスト [2018/06] (仮)
(8.1.0027~ 8.1.0051)
- 8.1.0049: terminalウィンドウ内のshellでは環境変数
VIM_TERMINAL
を定義するようにしました。(:h terminal-unix
) (関連patch: 8.1.0050, 8.1.0051) - 8.1.0048: vim_str2nr()が最大値に近い数値を正しく処理しないのを修正しました。※
Ctrl-A
やCtrl-X
等の挙動に関係します。 - 8.1.0047:
:unlet $VAR
の補完がおこなえるようになりました。 - 8.1.0046:
'winheight'
の値が大きいとセションファイルの読み込みに失敗する件を修正しました。 - 8.1.0044: Vimのtestが途中で終了した時はエラーを出力するようにしました。
- 8.1.0043:
:edit
の++bad
引数が正しく機能していなかった件を修正しました。 - 8.1.0042: オムニ補完やオートコマンド内でカレントウィンドウが変更されるとインサートモードを勝手に抜けたりインサートモードに入れなくなる不具合を修正しました。(関連patch: 8.1.0035)
- 8.1.0041: if_pyth: ウィンドウ属性に
width
がなかったので追加しました。 - 8.1.0039:
deletebufline()
を追加しました。他のバッファの行を削除できます。 - 8.1.0037:
appendbufline()
を追加しました。他のバッファに行を追加できます。 - 8.1.0035: promptバッファはインサートモード中も
CTRL-W
コマンドを受け付けるようにしました。(関連patch: 8.1.0042) - 8.1.0034:
:edit #
がカーソル位置を復元しないのを修正しました。 - 8.1.0027:
'buftype'
が"prompt"
時のための初期コードを追加しました。prompt_setcallback()
とprompt_setprompt()
を追加しました。※ジョブに行を送るプラグインを作りやすくするための仕組みです。(関連patch: 8.1.0028, 8.1.0030, 8.1.0032, 8.1.0033, 8.1.0035. 8.1.0036, 8.1.0042)
凡例
表記 | 意味 |
---|---|
新機能、大幅な仕様変更 | |
'hoge' | オプション (:h options 参照) |
:hoge | Exコマンド (:h :index 参照) |
hoge() | 組み込み関数 (:h functions 参照) |
v:hoge | Vim定義済変数 (:h v: 参照) |
+hoge | feature (:h +feature-list 参照) |
方針
こちらを参照。