Vim patchダイジェスト [2018/04] (仮)
(8.0.1656~ 8.0.1704)
- 8.0.1704: macOSで
'backupskip'
のデフォルト値が動作していなかったのを修正しました。 - 8.0.1701: MinGWでのビルド時もMSVCと同様に
COLOR_EMOJI
フラグでカラー絵文字サポートを無効に出来るようにしました。 - 8.0.1700: Coverallsで
xxd
のカバレッジ統計がちゃんと動かないので、xxd
ディレクイトリを再び除外しました。(関連patch: 8.0.1696, 8.0.1698) - 8.0.1699: configure関連のファイルからPython 1.4のための余分なものを削除しました。
- 8.0.1692: configure時に
--with-python-config-dir
と--enable-pythoninterp=dynamic
が指定された場合のみPYTHON_HOME
を定義するようにしました。同様に--with-python3-config-dir
と--enable-python3interp=dynamic
が指定された場合のみPYTHON3_HOME
を定義するようにしました。(関連patch: 8.0.1683) - 8.0.1690: vimの代わりにgvimを使って個別のtestを実行するのが面倒だったので簡単にしました。(src/Makefileを
VIMTESTTARGET
で検索) - 8.0.1689: xxdのtestを追加しました。(関連patch: 8.0.1691, 8.0.1695)
- 8.0.1685:
term_setansicolors()
,term_getansicolors()
およびg:term_ansi_colors
を追加しました。terminalウィンドウでANSIカラーの取得/設定が可能になりました。 - 8.0.1683: configure時に
PYTHON_HOME
およびPYTHON3_HOME
を定義しないようにしました。(定義するとPythonのupgradeでVimのpython_ifが壊れてしまうため) (関連patch: 8.0.1686, 8.0.1692) - 8.0.1680: libvtermによるメモリアロケーションがprofileに表示されない件を修正しました。
- 8.0.1676: gccでコンパイル時に間違ったprintfフォーマットにwarningを出すようにしました。(関連patch: 8.0.1677, 8.0.1679, 8.0.1681)
- 8.0.1674: libvtermが分割された長いOSC文字列を処理出来ない件を修正しました。
- 8.0.1671:
job_start()
の引数env
に辞書でないものを渡すとクラッシュする件を修正しました。 - 8.0.1669:
:vimgrep
が間違ったquickfixリストにエントリを追加する場合がある件を修正しました。 - runtimeファイル更新: helpファイル、todoの更新。他。
- 8.0.1665: GUIの場合は
'term'
オプションの代わりに環境変数TERM
を参照するようにしました。但し、TERM
が"xterm"
で始まらない場合は内部的に"xterm"
が設定されます。 - 8.0.1662:
term_dumpdiff()
の出力に双方のファイル名を表示するようにしました。 - 8.0.1660: terminal APIの
drop
コマンドにオプションを実装しました。(:h terminal-api
) (関連patch: 8.0.1641) - 8.0.1659: 一部のxtermエミュレータで使用されているマウスコード0x40と0x41をスクロールイベントとして認識するようにしました。
- 8.0.1657: channelの読み込みをおこなった際にクラッシュする場合がある件を修正しました。
- 8.0.1656:
xxd
の引数に-C
を追加しました。-i
指定時の出力変数名が大文字になります。(関連patch: 8.0.1658)
凡例
表記 | 意味 |
---|---|
新機能、大幅な仕様変更 | |
'hoge' | オプション (:h options 参照) |
:hoge | Exコマンド (:h :index 参照) |
hoge() | 組み込み関数 (:h functions 参照) |
v:hoge | Vim定義済変数 (:h v: 参照) |
+hoge | feature (:h +feature-list 参照) |
方針
こちらを参照。