先日
IDEを中心で使っているエンジニアに
crontabの書き換えを教える必要がありましたが
そもそもvimの操作ができないと説明が難しかったので
普段IDEやGUIを中心で使わない人へ急ぎ
「vim使える?」 となった場合に
「簡単な修正なら・・・」 と言えるようになって欲しい!!
必ず使うvimのモード
- ノーマルモード (起動した直後の最初のモード)
- インサートモード (ノーマルモードからiを押すと入れるモード)
があります。(他にも便利なモードがあります)
起動した時(vim program.php や crontab -e 等)
最初はノーマルモードで実行されます。
直接的な文字の入力はできませんがiを押すことでインサートモードに入ることができます。
ESC でノーマルモードに戻れます。
起動 -> i (インサートモードに) -> ESC (ノーマルモードに) -> i (インサートモードに) -> ... -> :wq か :q!
超簡単にはこのような編集の流れです。
ノーマルモードでやること(起動した直後)
- ファイルを保存して終了
- ファイルを保存しないで終了
- 元に戻す
- やり直し
をやりたい時はノーマルモードで!
インサートモード
- キーボード入力で文字を入力したい
をやりたい時はインサートモードで!
モードがわからなくなったら
ESCを押してノーマルモードに戻りましょう、連打しても良いです。
(それでも戻れなかったら:qかもしれませんがほとんどはESCでノーマルモードに戻れます)
ノーマルモードでのコマンド一例
:q!
ファイルを保存せずに終了する。
:wq
ファイルを保存して終了する。
hjkl
カーソルを移動する
hで左、jで下、kで上、lで右
u
元に戻す
ctrl-r
やり直し
:set number
行数を表示します。
まとめ
- 起動したらiでインサートモードに入り編集する
- 修正が終わったら ESC を押してノーマルモードに戻る
- OKなら :wq で保存、 やっぱやめたなら :q! でとりあえず編集できます!
他にも
vimにはとても便利な機能がたくさんあります。
文字を入力して保存できるぐらいは安心してできるようになったら
他のノーマルモードでのコマンドやヴィジュアルモードを使ってみてください。
ノーマルモードからi以外でもインサートモードに入る便利な色々ありますので興味を持ったら他のコマンドも
注意
crontab の編集は必ずしもvimが動くわけではありません。環境により異なる場合があります。