はじめに
今年の年末はやや慌ただしくなる事が想定されているので、早めにvimrcの大掃除をしようと思ったのがきっかけ。
IT企業に新卒でエンジニアとして入社して以降、ずっとNeoBundleを愛用させていただいていたが、後継であるdein.vimへの移行は昨年見送っていた。自分はミニマルな機能だけで十分かなと感じていたので、この機会に"A minimalist Vim plugin manager."と銘打っているvim-plugに乗り換えてみる事にした。
vim-plugの導入
vim-plugのREADME.mdを参考に。
インストール
plug.vimを~/.vim/autoload/に配置するだけ。
curl -fLo ~/.vim/autoload/plug.vim --create-dirs \
https://raw.githubusercontent.com/junegunn/vim-plug/master/plug.vim
使い方
.vimrcは、以下のようにcall plug#begin()
とcall plug#end()
の間に使いたいプラグインを羅列するだけ。
call plug#begin('~/.vim/plugged')
Plug 'Yggdroot/indentLine'
Plug 'bronson/vim-trailing-whitespace'call plug#end()
.vimrcを上書き保存して閉じたら、vimを起動して:PlugInstall
と打てば記述したプラグインがインストールされる。
なお、vim-plugによれば、
Automatically executes filetype plugin indent on and syntax enable. You can revert the settings after the call. e.g. filetype indent off, syntax off, etc.
とのことなので、NeoBundleでは以下のように書いていたが、filetype plugin indent on
とsyntax enable
の2行が不要になる。
call neobundle#begin(expand('~/.vim/bundle/'))
NeoBundle 'Yggdroot/indentLine'
NeoBundle 'bronson/vim-trailing-whitespace'call neobundle#end()filetype plugin indent onsyntax enable
その他
その他コマンドやオプションなど。:PlugStatus
プラグインの状態確認:PlugUpdate
プラグインの更新:PlugUpgrade
vim-plug自身の更新
プラグインの更新後に追加操作の必要なものは、下記のようにオプションを添えておけば良いとの事。ミニマルと銘打つ割にはケアが行き届いていて便利だ。
Plug 'Shougo/vimproc.vim', { 'do': 'make' }
Plug 'Valloric/YouCompleteMe', { 'do': './install.py' }
Plug 'fatih/vim-go', { 'do': ':GoInstallBinaries' }