Vim patchダイジェスト [2017/09] (仮)
(8.0.1027~ 8.0.x)
- 8.0.1039:
setbufline()
を追加しました。カレントバッファ以外のバッファを変更できるようになりました。 - 8.0.1038: 「取り消し線(Strike-through)」属性のサポートを追加しました。
synIDattr()
の引数{what}に"strike"
を追加、'highlight'
の表示モードにt
を追加、termcapオプションt_Ts
とt_Te
を追加、他。 - 8.0.1037:
'diffopt'
の"icase"
アイテムが大文字小文字以外の差分がある場合のハイライト表示に反映されない件を修正しました。 - 8.0.1035: バッファラインのterminalへの送信がWindowsで正しく動作しない件を修正しました(2)。
:terminal
の引数に++eof
を追加しました。(関連patch: 8.0.1034) - 8.0.1034: バッファラインのterminalへの送信がWindowsで正しく動作しない件を修正しました(1)。
term_start()
の引数{options}にエントリ"eof_chars"
を追加しました。(関連patch: 8.0.1035, 8.0.1036) - 8.0.1033: 環境変数TERMが
screen.xterm
の場合はxtermと同等のtermcapを使用するようにしました。但し、termresponseのバージョンが大き過ぎる時は、xtermではないと認識します。 - 8.0.1031:
getqflist()
およびsetqflist()
の引数{what}のエントリ"text"
の名称を"lines"
に変更しました。(getqflist()
の戻り値のエントリ"text"
およびsetqflist()
の第1引数{list}のエントリ"text"
と混乱しやすかった為) (関連patch: 8.0.1006) - 8.0.1029:
getqflist()
は常に"items"
エントリを返すようにしました。 - 8.0.1028: Windowsで
$HOME
未設定時にviminfoを$VIM/_viminfo
に作成していた件を修正しました。(関連patch: 8.0.1012) - 8.0.1027: PuTTY, XfceおよびKonsoleで環境変数TERMが "xterm-256colors" の場合、起動時に
't_RS'
の値('$q q')や't_RC'
の値('?12$p')が画面に出力されてしまう件を修正しました。(関連patch: 8.0.0996, 8.0.1016, 8.0.1021)
凡例
表記 | 意味 |
---|---|
新機能、大幅な仕様変更 | |
'hoge' | オプション (:h options 参照) |
:hoge | Exコマンド (:h :index 参照) |
hoge() | 組み込み関数 (:h functions 参照) |
v:hoge | Vim定義済変数 (:h v: 参照) |
方針
こちらを参照。