はじめに
AtomIDEなんてものも出たみたいだけれどもまだ対応言語少ないし,
Tera-termを使って開発をしていたけどいちいちウインドウを切り替えるのも面倒くさいなとふと思いWin10のPowerShellからSSH接続とVimを使えるようにしてみた.
自分はローカルのlinux PCにこれで接続してsambaを使いwindowsのネットワークドライブを割り当てて開発してる.
参考にしたページ
Vim + PowerShell - 飲んだくれの記
Windows 10 : OpenSSH インストール : Server World
Customizing your PowerShell Profile
1. OpenSSH-win64 と vim を入れる
OpenSSH-win64
OpenSSH-win64はgithubからダウンロードできます.
これをC:\Program Files\
あたりに解凍してOpenSSH-win64フォルダにpathを通しておく.
そしたらWindows PowerShellを管理者権限で起動して, 以下のコマンドを実行
PS C:\Windows\system32> Set-ExecutionPolicy Unrestricted
PS C:\Windows\system32> cd "C:\Program Files\OpenSSH-Win64"
PS C:\Program Files\OpenSSH-Win64> .\install-sshd.ps1
後は必要に応じてファイアーウォールでポート空けてあげれば終わり.
サービス一覧からsshdのスタートアップを自動にすればシステムと一緒に立ち上がる.(危ない気しかしないけど)
Vim
次にCUIエディタがPowerShellだと使えないようなので, Vimも適当なところに解凍(私はC:\tools\にいれた).
こっちもPathを通して vi と view が使えるようにProfileにエイリアスを登録する.
2. PowerShellのProfileにaliasとfunctionを登録する.
初めにPowerShellでTest-Path $profile
を実行.
Profileが既に存在すればTrueが返ってくると思うが今回はFalseが返ってきているので, New-Item -path $profile -type file –force
を実行してProfileを生成.
生成先のディレクトリが表示されるのでそこにあるMicrosoft.PowerShell_profile.ps1
をテキストエディタなりvimなりで編集する.
以下私の設定を載せておく.
set-location C:\ <= ルートディレクトリの設定
New-Alias vi C:\tools\vim80-kaoriya-win64\vim.exe <= viのalias登録
New-Alias vim C:\tools\vim80-kaoriya-win64\vim.exe
function view() {C:\tools\vim80-kaoriya-win64\vim.exe -R $args} <=viewのalias登録
function ssh-linux { ssh user@hostaddress } <=ssh接続のfunction設定
3. Atomのplatformio-atom-ide-terminalから接続
あとはAtomにplatformio-atom-ide-terminalをいれて先ほど設定したfunction名を打ち込めば接続できます.
ssh-keygen.exeで鍵作成すれば鍵認証もできるので私は便利だと思います.
オツカレサマデシタ.