はじめに
Vimエディタを使って、ファイルを編集するのは凄い便利なのですが、
ファイルを編集して保存すると、(編集したファイル名).xxx~のようなファイルが新しく生成されている。
一体このファイルは、どのような意味を持って生成されたファイルなのだろうか?
Windows10で、コマンドプロンプトからVimを使用しているが、
dirコマンドを叩いた際に、~(チルダ)ファイルが邪魔で、イライラするので、
なんとかならないだろうかと調べてみた自分用のメモをQiitaにまとめてみた。
そもそも~(チルダ)ファイルって何のためにあるの?
ファイル名に、「~(チルダ)」が付いたファイルはバックアップ用のファイルです。
ファイルを保存時(:w)に、変更前のファイルを元に生成されます。
万が一、ファイルの編集に失敗しても、このバックアップファイルを使用して、
一つ前の世代までのファイルの状態に戻すことができます。
知らなかったw
~(チルダ)ファイルがそんな意味を持ってたなんて、、、
今までただ邪魔なファイルが生成されたと思っていた自分を恥じる。
簡単な例
$ vim sample.txt
で、Vimエディタを立ち上げ、ファイルを編集し、:w
で閉じ、dirコマンドを叩くと、、
sample.txt
sample.txt~
チルダファイルが生成されていることが確認できる。
ここで、変更したファイルに誤りがあり、
変更前のファイルに戻したいとなれば、
(コマンドプロンプトの場合)
$ move sample.txt~ sample.txt
変更後のファイルに上書きしてやるだけで、元のファイルに元通りとなる。
~(チルダ)ファイルを生成しないように設定する方法
ちなみに、このバックアップファイルがいらない場合は、
.vimrcに、下記行を追加してやればいい。
"バックアップファイルを生成しないsetnobackup
終わりに
最初は難しいと感じるVimも少しづつ、触っているうちに楽しくなってきた。
自分なりの使い方、効率よくプログラミングするためにも環境には環境にはこだわるべきだと思いました。
以上、最後までお読みいただき、ありがとうございます。