マニュアルから概要のみ抜粋。
レジスタの種類
- 無名レジスタ ""
- 10個の番号付きレジスタ "0 から "9
- 小削除用レジスタ "-
- 26個の名前付きレジスタ "a から "z または "A から "Z
- 4個の読み取り専用レジスタ ": と ". と "% と "#
- expression 用レジスタ "=
- 選択領域用レジスタ "* と "+ と "~
- 消去専用レジスタ "_
- 最終検索パターン用レジスタ "/
1. 無名レジスタ
最後に使用されたレジスタの内容を格納。
削除・ヤンクなどされるたびに書き換えらる。
"
というレジスタ名で指定可能_
を指定した削除_dd
の場合はどのレジスタにも入らない
2.10個の番号付きレジスタ "0 から "9
レジスタ名 | 意味 |
0 | コピーしたテキスト |
1 | 行削除したテキスト。1行以下は小削除用レジスタ_ に格納される |
2 | 新たに削除コマンドが発生する度に、"1 の内容が格納される |
3~8 | "2 と同様、直前のレジスタの内容が順次格納される |
9 | 同様だが、9番目の内容は破棄される |
- 明示的にレジスタを指定した場合は格納されない
3. 小削除用レジスタ "-
1行以下の削除テキストが格納される。
- 明示的にレジスタを指定した場合は格納されない
4. 26個の名前付きレジスタ "a から "z または "A から "Z
明示的にした場合のみ使用される。
レジスタ名 | 意味 |
a-z | 上書きで格納される |
A-Z | a-z の内容に追加で格納される |
- 貼り付け時の動作は小文字も大文字も同じ
5. 4個の読み取り専用レジスタ ": と ". と "% と "
レジスタ名 | 意味 |
. | 最後に挿入されたテキスト(コマンドラインのでは利用不可) |
% | カレントファイル名 |
# | 代替ファイル名 |
: | 最後に入力されたコマンドライン(@: で直近コマンド繰り返し) |
6. expression 用レジスタ "=
指定するとコマンド行に移動し、
コマンドラインにて入力したコマンドの実行結果が格納される。
7. 選択領域用レジスタ "* と "+ と "~
GUIで選択されたテキストが格納される。
クリップボードのデータを操作するのに使用する。
8. 消去専用レジスタ "_
何も格納されない。
レジスタの内容を変更せずに消去するために使用する。
9. 最終検索パターン用レジスタ "/
最後に使用された検索パターンが格納される。