はじめに
Vimはプラグイン無しでも、.vimrc
をちょちょっと書けば物凄く便利になります。
ですが、プラグインがあると更にものすんごく使いやすくなります。
その中でも、どこでも使える、つまりどのプログラミング言語(果てにはただのテキストさえも)でもいい感じに使えるプラグインを紹介します。
前提
- Vim 7.4
- NeoBundle (dein.vimじゃありません、ごめんなさい)
- それぞれのプラグインの詳しい解説はなしです。細かい設定なども割愛します...
基本的なやつ
1. Shougo/vimproc.vim
Vimの非同期な処理を実現できるプラグインです。
重たい処理を非同期実行したり、NeoBundleと組み合わせて並列インストールとか出来ます。
2. Shougo/neocomplete.vim
シンタックスなどの補完プラグインです。
関数名や、適当な定数なんかも上手いこと補完したりしてくれます。
ただ、Luaが必要なので、場合によってはソースコンパイルが必要です。
3. scrooloose/nerdtree
ファイルのエクスプローラ的なモノをVimで使えるようになるプラグインです。Vimに籠りたい本当のVimmerにおすすめかもしれません:NERDTreeToggle
とかで色々出来ます。
4. junegunn/vim-easy-align
変数の宣言の=
とかを揃えてくれます。
例を見たほうが早いです。
// = で揃ってないので見づらい$apple='Apple';$citrus='Citrus';$list=['Apple','Citrus'];// EasyAlign実行// = で揃って見やすくなる$apple='Apple';$citrus='Citrus';$list=['Apple','Citrus'];
5. itchyny/lightline.vim
ステータス行をいい感じに綺麗にしてくれます。
現在のモード、ファイル名、エンコードなど色々。これなしでも設定できなくはない
プログラミング関係
6. sheerun/vim-polyglot
Vimのプログラミング言語を拡張したり何だりしてくれるものです。
シンタックスなどもいい感じに設定してくれます。
7. jiangmiao/auto-pairs
かの忌々しい"
や<
とかの補完(閉じタグとか)を勝手にやってくれます。[ { ( < " '
などに対応しています。ヘンテコな括弧でもない限りは万能です。
8. scrooloose/syntastic
いわゆる文法チェッカです。
括弧の閉じ忘れ、;
のつけ忘れ、(PHPのコーディンク規則の)PSR-2に則ってるかなど色々チェックしてくれます。
ハイライト
9. Yggdroot/indentLine
インデントを自動的に表示してくれます。
Pythonなどでは役に立つと思います。
10. bronson/vim-trailing-whitespace
行の最後に微妙についていたりする空白をハイライトしてくれます。
1バイトでもファイルサイズを削りたい方におすすめです。Markdownじゃぶっちゃけ邪魔
11. lilydjwg/colorizer
16進カラーコード(#fff #123456
)やRGB指定(rgb(255, 255, 255)
)などをいい感じの色でハイライトしてくれます。
CSSなどをゴリゴリ書く方にはおすすめです。但し、環境によってはうまい具合の色になってくれません。
Colorscheme
12. chriskempson/vim-tomorrow-theme
皆さんご存知Tomorrowテーマ。
Molokaiなどもありますが、あんまりにビビッドカラーなので最近乗り換えました。Tomorrow-Night
がおすすめです。